世界に一つだけの映画を作ろう!映像の魔術師・ゴンドリーの展覧会が開催

東京ウォーカー(全国版)

東京都現代美術館では、9月27日(土)から2015年1月4日(日)まで、「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展を開催する。ミシェル・ゴンドリーは、数々の独創的な長編映画や短編映画、ビョークなどのスターのミュージック・ビデオを手がけ国際的な賞をいくつも獲得している映画監督。

本展は、世界で活躍する映像作家としての顔と、アマチュア映画愛好家としての顔を持ち合わせるゴンドリーの魅力に「ホームムービー・ファクトリー」「Around the World in 19 Videos」の2部構成で迫っていく。

第1部の「ホームムービー・ファクトリー」は、ゴンドリーが考案した独自の映画制作方法で、来場者が実際に映画作りに参加することができる体験型展示。今回がアジア初の開催となる。制作後には、上映会が用意されている他、セット見学や他のグループが作った作品鑑賞のみも可能だ。

10人ほどのグループで脚本からキャスティング、演出、撮影まで全てを3時間で行う。路地裏、電車、森など12の映画セットで、小道具や衣装を駆使して、インストラクターのサポートの下、作品を作っていく。

第2部の「Around the World in 19 Videos」では、ユニークなアイデアの詰まったミュージック・ビデオの傑作19作品を、ゴンドリー自ら考案した迷路をたどる様なインスタレーションで紹介。最新作『背の高い男は幸せ?』(2013年)のためのドローイングや『ムード・インディゴ:うたかたの日々』(2013年)に登場する睡蓮の花や摩訶不思議な料理など、映画で実際に使われた小道具も展示される。

ゴンドリーの遊び心に満ちた映像魔術の世界に踏み入ってみては。【東京ウォーカー】

注目情報