日本一の高さを誇り、新たな関西のランドマークとして注目を集める「あべのハルカス」。そんなハルカスのある、天王寺・あべのエリアは再開発が進む一方、古い町並みが残りレトロな雰囲気の店も多く存在する。なかでも注目なのが“自家焙煎コーヒー”のお店。落ち着いたたたずまいの店で味わう店主こだわりのコーヒーは格別! 今回は絶賛発売中の「天王寺あべのウォーカー」より編集部おすすめのコーヒー店をご紹介♪
1軒目は昭和町にある「うさぎとぼく」。元クリーニング店の木造家屋を改装した店内はどこか懐かしく、居心地のいい空間。カフェ好きの女性から近隣の年配客まで幅広い層に人気だ。年季の入った建物とは対照的にコーヒー豆の焙煎に使うのはドイツ製のハイテク焙煎機。豆の硬さや水分量の違いによって焙煎パターンを変えるコーヒーは、4種類のブレンドに加え、シングルオリジン約20種と充実している。また、ラテアートがかわいいミルクコーヒー(400円)も人気。
2軒目は四天王寺前夕陽ヶ丘にある「蕾(つぼみ)珈琲」。この店は関西では珍しい女性店主のコーヒー専門店。カウンターにずらりと並ぶスペシャルティーコーヒー豆は、超小型焙煎機2台を使い、浅め、深めの焙煎度によって多彩な銘柄を煎り分け。定番のブレンド2種とシングルオリジン7種に加え、季節限定の豆も登場する。また、コーヒーは店主が集めた信楽焼のカップでサーブ。コーヒーだけでなく器も楽しめる。
スペシャルティコーヒーの普及により世界的にコーヒーのレベルが上がっている昨今。「天王寺あべのウォーカー」をチェックして、店主のコーヒーへの飽くなき情熱が込められたスペシャルな1杯を堪能しよう♪
【文=天王寺あべのウォーカー・本持亜希子】