きゃりーぱみゅぱみゅが語る「全身タイツと巨乳」の秘話!?

東京ウォーカー(全国版)

7月9日に待望のニューアルバム「ピカピカふぁんたじん」をリリースした、きゃりーぱみゅぱみゅ。今春行われたワールドツアーも大成功を収め、ニューアルバムは世界15か国で同時リリースされる。そんなニッポンが世界に誇る“進撃のきゃりー”に丸裸(!?)インタビューを実施。

まずは、世界基準と言っても過言ではない全楽曲の中で、一番のお気に入りを聞いてみた。「う~ん。それぞれの楽曲に思い入れがあるので、一番を決めるのは、めっちゃ難しい…」。kawaiiカルチャーの牽引者とは思えぬ、真剣な面持ちで頭を悩ませるきゃりー。

そんな難しい顔をせずに、まずは踊っていて一番楽しい楽曲を教えて!「あ!踊っていて一番楽しいのは『ファッションモンスター』!ライブだと、サビで皆さんが私と一緒にモンスターのフリ(振付)をやってくれるんです。それがすごく気持ちよくて踊っていて楽しいです!こんな感じ!(フリフリ)」。

笑顔が戻り、ホッとしたのも束の間、PVが一番気に入っている作品を聞くと、また苦悩の表情に…。「あぁ、これも『ファッションモンスター』になっちゃう!とにかくこの曲はロック調でカッコいいんですよ!同じになっちゃっても、しょ~がないんすよ!でも、そうだ!『ふりそでーしょん』も気に入ってます。皆で揃って同じダンスを踊ってるんですよ~」。

ファッションモンスターでありファッションリーダーでもあるきゃりー。新曲が出る度に、その奇抜な衣装が話題をさらう。困惑必至(!?)の「衣装ナンバー1」の楽曲について聞いてみると、やはり…「う~ん(しばし沈黙&熟考)。いっぱいあるんだけど、やっぱり特別な思い入れがあるのは、『ファッションモンスター』(恐縮)。ファンの人もけっこうマネしてくれてるってのもあって。『ビートルジュース』っていうアメリカ映画をモチーフにして、自分でラフ画を描いたんです。PVの後半でスライムを大量に浴びるのも、私の思いつき(笑)」。

ニューアルバム初回限定版Bのジャケットでは、なんと全身タイツを身につけているきゃりー。「あれはもうね~、よくわかんないですよね(笑)。撮影の時は天気がよくて、すごく眩しくて、目が開けられなかったんです。だから頑張って“3、2、1”で頑張って目を見開いてます。あれは、ほとんど芸人みたいなノリで(笑)。でも、初回限定盤に付いているブックレットには、すごいセクシーな写真も入ってますから!いや、“セクシー”じゃないな。“セクシー、カッコ笑い”だな。唇を大きく描いてセクシーにして、いっぱいパットを入れて大きくなった胸がポイント。ね?パッと見、セクシーでしょ(笑)」。

こんなおふざけこそ、きゃりーの真骨頂。笑ったり、困ったり、怒ったり…クルクルと表情を変えるきゃりー。こうなると、泣いているところも見てみたい。ということで、ちょっと意地悪な質問を。今までで一番難しかった曲は?「歌うのが一番難しかったのは、『もったいないとらんど』ですね。AメロとBメロがす~ごい複雑で覚えにくくて。「まーちにまったーしゅーまつはー♪」ってとこも、メロディーの上がり下がりが難しかった~。ダンスが難しかったのは『にんじゃりばんばん』です。まだダンスが、そんなにうまくなかった時期だったので。忍術みたいなフリや風の動きとかを表現するのがすごく難しかった~(涙目)」。

そんな苦労を微塵も感じさせないパフォーマンスは、“世界の歌姫”ケイティ・ペリーからも注目されるほど。ケイティに「きゃりーになりたい!」とまで言わしめた。いまや世界をフィールドに活動しているきゃりーのワールドツアーで盛り上がる楽曲は何?「実はね~、『CANDY CANDY』なんですよ~。なんでかなって考えてみると、サビが全部英語だからって結論に至りました。あとは、純粋に曲調がカワイイからかな」。

“原宿のカリスマ”きゃりーから世界のきゃりーへ。全身タイツも着ちゃう、新時代“世界のディーバ”の座を狙う。「スシ」「フジヤマ」と並び、「きゃりーぱみゅぱみゅ」の名が日本の代名詞となる日は近いかも!【東京ウォーカー】

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