「ガンダムシリーズ」第1作のTVアニメ「機動戦士ガンダム」が1979年に放映され、ことしで35周年を迎える。これを記念し、7/12(土)~8/31(日)に大阪文化館・天保山(大阪市港区)で「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が開催される。
同展は、シリーズ第1作を中心に1000点を超える制作資料を展示。ガンダムの生みの親・富野喜幸総監督(現・富野由悠季氏)の企画段階の直筆の設定書やメモなどの秘蔵資料、原画、背景美術、モビルスーツの設定資料、イラスト作品など貴重な資料が多数展示。オープニングシアターでのホワイトベースのブリッジから見る大気圏突入の新作映像体験やシリーズ最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」の最新情報なども紹介。立体的にガンダムが楽しめる仕掛け満載。
展覧会の音声ガイドもあり、アムロ(声の出演:古谷 徹)、シャア(池田秀一)、ミライ(白石冬美)の3人のキャラクターがナビゲートしてくれる仕掛けもあって、ファンが思わずニヤリとする心にくい演出も。筆者が体験したミライの音声ガイドでは、原画資料を見ていると声のナビゲートの後に、劇場版「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」のテーマソングである井上大輔が歌う「めぐりあい」が流れてきて、それを聴きながら最終回の原画をみていると思わず涙がこぼれそうになるほどだった!
さらに、特設ショップでは、大阪展限定のガンダムのプラモデルなどグッズも多数販売。併設されている「ガンダムカフェ」では、ジャブローコーヒーや連邦カレーなどガンダムにちなんだグルメも楽しめる。展示に食事に、ガンダムの世界を満喫しよう!【関西ウォーカー】