7月16日(水)から8月28日(木)まで、前回は16万人を動員した恐竜イベント「ヨコハマ恐竜展2014~新説・恐竜の成長~」が、パシフィコ横浜に2年ぶりにやって来る!子供たちに恐竜の迫力に触れてもらい、“テレビやインターネットでは味わえない感動”を与える体験学習の場として始まったもので、2012年の「ヨコハマ恐竜展2012~福井県恐竜博物コレクション~」に続く、2回目の開催となる。
一番の見どころは、1.4mにも及ぶ関東初上陸となるティラノサウルスの実物頭骨!アメリカのロッキー博物館から運び込まれた貴重な展示品だ。その他に、映画『ジュラシック・パーク』の主人公のモデルにもなった、恐竜研究の第一人者であるジャック・ホーナー博士の新説紹介や、博士が監修した体長約12mの実物大ティラノサウルスロボットも登場し、場内はまさに恐竜のテーマパーク!見どころ盛りだくさんのイベントとなっている。
今回のテーマは「新説・恐竜の成長」。ジャック・ホーナー博士の新たな仮説をもとに“恐竜の成長の謎”に迫る。同展のイベント企画を手掛けた小泉千沙恵さんは「名前を付けられている白亜紀の恐竜のうちの3分の1以上が、実は異なる種ではなく、ある恐竜の異なる成長段階に当たる可能性があると結論付けられました。恐竜の成長による変化の特徴の見分け方を知らなかったがために、100年以上もの期間、多くの古生物学者が膨大な数の恐竜の学名を間違って名付けてきたという仮説を立てています。この企画展では仮説の核となる4種の恐竜(トリケラトプス、パキケファロサウルス、ヒパクロサウルス、ティラノサウルス)の成長について調べながら、ホーナー博士の仮説を検証します」と解説する。「トロサウルスはトリケラトプスの大型成体だった」「ナノティラヌスはティラノサウルスの幼体だった」など、これまでの考えを覆される驚きや、新たな発見が得られるはずだ。
展示コーナー以外にも、恐竜ロボット作りが体験できる「恐竜ロボットファクトリー」や、恐竜模型に乗って遊べる「プレイ恐竜コーナー」など、子供のための体験型アトラクションも多数設置されている。AKB48の永尾まりやがオフィシャル応援隊に就任!7月16日に行われたオープニングセレモニーでは、「恐竜の勉強に励んでいる」と楽しそうに語った。子供だけではなく大人も楽しめる恐竜展に是非足を運ぼう。【東京ウォーカー】