あなたが登場人物の悲惨な結末を変える…「3D小説」第2弾がスタート間近!

東京ウォーカー(全国版)

小説を読んでいて、もどかしい気持ちになったことは無いだろうか。「そこにヒントが隠されているのに主人公が気付こうとしない」「犯人は明らかにこの人物なのに誰もそれに気付かない」など。そうこうしながら読み進めていくと、バッドエンドへと導かれていってしまう物語も少なくない。そんな結末を全国の読者の力を合わせて回避できる斬新な試み「3D小説」が、2013年5月に誕生した。そして今回、また新たな物語が紡がれようとしている。

「3D小説」とは、「“読者”が物語に介入できる小説」のこと。作者によって予め決められている登場人物の悲惨な結末を、小説を読み進めながら、様々な形で読者が物語に介入することで、その運命が変わっていくのだ。小説はインターネット上で読むことができ、時間の経過によって続きが公開されていく。最初は死ぬ運命にあった主人公も、公開された小説の中にあるヒントを解き明かし行動する読者の介入によって救われていくのである。

この試みのプロト版である第1弾「It’s A MIRACLE WORLD」は、SNS上で謎に挑んでいた読者同士が協力し合ったことによってバッドエンドを回避。見事にハッピーエンドを迎えた。

そして7月25日(金)0時00分、第2弾「bell」の幕開けが予定されている。今回は、「絶望の中にいる“少女”を“読者”が主人公の“少年”と一緒に救う物語」となっているが、詳細は不明。公式サイトではカウントダウンタイマーが刻々と動いており、始まりの時刻が迫ってきている。現在公開されている情報は、参加ルール、主人公の少年である久瀬のほんのわずかなプロフィール、プロローグ。

小説を読み進めていくだけでは訪れないハッピーエンド。全国の読者とリアルタイムで協力し合い、少女を救い出そう!登場人物を待ち受ける悲惨な結末を変えることができるのは、あなたかもしれない。【東京ウォーカー】

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