8月1日(金)、ホテル龍名館お茶の水本店にレストラン「GREEN TEA RESTAURANT(グリーンティー レストラン) 1899 OCHANOMIZU」が開業する。それに先駆け、7月29日(火)にプレス向けの試食会を開催。「日本茶を食す」をコンセプトにした斬新なメニューが振舞われたので紹介したい。
「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」は、朝6時半から夜11時まで、「日本茶」を使った料理&スイーツを提供。家での急須離れが進むなか、近年はレンタル茶室が現れたり、お茶の団体が「食べるお茶」の開発に取り組んだりと、日本茶を取り巻く環境が新たな動きを見せているが、今回、ホテル龍名館も新店をオープン。御茶ノ水で116年間、旅館と和食店を営業してきた同ホテルならではのお茶の世界を表現する。
試食会で提供されたのは、お茶を入れる専属スタッフ“茶バリエ”が入れたお茶と、「特製出汁の茶漬け」「抹茶ぽてとサラダ」「煎茶ドレッシングのサラダ」など。さらに同店では、抹茶の味噌をソースにしたステーキや、麦と抹茶の苦さのハーモニーが楽しめる「1899 抹茶ビール」など様々なメニューが展開される。
朝食メニューの「出汁が命の8種類のお茶漬け」(500円)は、茶飯(お替り自由)に、ほうじ茶と鰹の出汁を注いで食す茶漬け。具材はウメや鮭、焼サバなど8種類からセレクトでき、海苔や柴漬け、ワサビなど5種の薬味が付いてくる。夏はお茶と出汁を冷やした“冷やし茶漬け”としても食べられる同メニューは上品な味わいで、食欲がない日にもおすすめしたい。
北海道男爵芋を使用したポテトサラダに抹茶を練り込み、上から甜茶をまぶした「抹茶ぽてとサラダ」は、美しい緑色のポテトサラダで見た目にインパクトがあるが、味わいは優しさが溢れている!また、野菜にかける煎茶ドレッシングは、まろやかな味わいで、お茶の香りがしっかりと楽しめるユニークなドレッシングだった。
その他、同店には「ほうじ茶のアイス」「抹茶金時」「挽き茶アイス」など、お茶スイーツも揃う。「宇治の抹茶」や「八女の上級玉露」など、カフェメニューも充実しているので、ほっとひと息つきたい時にも利用したい。
店内は木目を基調とした落ち着きのある空間に48席を用意する他、屋外にはテラス席が32席ある。御茶の水の新スポットとして注目してみては?【東京ウォーカー】