中盤戦の鍵を握るSUPER GT第5戦が富士スピードウェイで開催!

東京ウォーカー(全国版)

静岡・小山町の富士スピードウェイでは、8月9日(土)、10日(日)の2日間、国内グランドツーリングカーレースの最高峰となる「2014 AUTOBACS SUPER GT Round5 富士 GT300kmレース」が開催される。

SUPER GTは、市販車、および、市販予定の車をルールに従って改造したレーシングカーで争われるレース。車の馬力によってGT500クラス、GT300クラスに分かれていて、今シーズンは500クラスが15チーム、300クラスが25チーム(1チームはドライバー未確定)が参戦している。

今季は第4戦終了時点で、トヨタ勢の「LEXUS TEAM KeePer TOM'S」がトップ、日産の「TEAM IMPUL」が10ポイント差で後を追う。今期はトヨタと日産がともに2レースずつ制しており、五分五分。本田勢は「ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT」が9位に入るのがやっとで精彩を欠く。

一方、300クラスは、ヤマハのボーカル音源ソフト・ボーカロイドで人気の初音ミク柄の車体が印象的な「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」がチームランキングトップを快走。僅差でメルセデスベンツ・SLS AMG GT3をベースにした「GAINER DIXCEL SLS」が追随する。

シリーズの中盤となる第5戦は、トヨタ勢の本拠地・富士スピードウェイでの開催。同じ富士を舞台に行われた今季第2戦は、安田裕信&ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが駆る「カルソニックIMPUL GT-R」に首位を奪われただけに、トヨタ勢の雪辱に期待が掛かる。

レース当日は富士スピードウェイ場内各所でイベントを開催。第5駐車場では、司会・土屋圭市氏をはじめ、500クラスのドライバー・安田裕信選手、脇阪寿一選手、小暮卓史選手、300クラスのドライバー・谷口信輝選手、井口卓人選手がゲストで登場し、予選の振り返りや決勝レースへの抱負などをテーマにトークショーを実施する。

ほか、手でパドルを漕ぐだけで前後左右自在に進むウォーターアトラクション「パワーパドラー」や、GTキッズカートなど子ども向けのイベントもあるのでファミリーで楽しむこともできるので、夏休みの思い出作りの1つに出掛けてみては。【東京ウォーカー】

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