8月18日(月)、菊谷生進堂がお香やお線香を専門的に扱う店「香源香カフェ」の東京1号店を銀座にオープン!ここでは、スタッフと会話をしながら、じっくりと好みの香りを探すことができる。
「香源香カフェ」は、名古屋を拠点に、通販も行なっている“お香・お線香・数珠”の専門店。白檀、沈香、伽羅などの貴重な香木も多数取り揃える。
今回オープンした銀座店には、香りを知り尽くした店主が、1つずつ買い付けたという4000種以上の商品が揃う。実際にお香を見て、触って、試すことができる店になっている。代表取締役社長の菊谷勝彦さんは「東京にも出店してほしい、というお声があったのでオープンしました。名古屋の店は私の祖父の代から続いており、今年で77周年を迎えるのですが、やっと東京に…という思いです」と語る。
「『香源香カフェ』では、お茶を飲むような気軽な気持ちで、リラックスしていただければと思っています」と菊谷さん。スタッフが、じっくりと丁寧に、ユーザー自身の“名香”を見つける手伝いをしてくれるそうなので、お香を初めて使う人も安心だ。菊谷さんは、「香水系と香木系のどちらの香りが好みか、和の香りと洋の香りのどちらが好みか、好みは主観的なものですが、それをお客様と会話をしながら見つけていければ」と話していた。
初心者には、同店オリジナルの「お香トライアルキット」(2000円、お香20種セット各2本入)がおすすめだ。これは、和風のお香10種と洋風のお香10種の計20種が入った商品。お香立てが付いているから、すぐに始められるのが嬉しいところだ。自宅で好みの香りの方向性を見つけられれば、次回、店舗でのお香選びに失敗することはなさそうだ。
ちなみに、同店の2階では、お香の制作を体験できる企画も予定しているそうだ。「粉末を調合して練香を作ったり、そばを作るような感覚でお線香を作ったり、1人1人が異なる香りの匂い袋を作ったりすることができます」とのこと。お香に興味がある人は、是非、足を運んでみてはいかがだろうか?【東京ウォーカー】