グラビアアイドルたちが、プライベート感あふれるセクシーショットを自分で撮り、ツイッターに投稿する「#グラドル自画撮り部」。今年1月の活動開始以降、大きな反響を呼び、今や400人を超えるグラドルが参加。雑誌とのコラボ企画も実施されるなど、巷を賑わせている。創始者にして部長の倉持由香を直撃し、戦略と成功の要因を探ってみた。
「最近は雑誌のグラドル枠が限られていて、露出の機会がなかなかありません。だったら自分たちで頑張るしかない(笑)」と決意を語る。“ハッシュタグをつけてTwitterに投稿する”という、誰でも参加可能な手軽さが受け、所属事務所の垣根を越えて人気グラドルが続々と参加。現在、自画撮り部の公式アカウントは2万人以上のフォロワーを抱え、毎日たくさんの画像がアップされる、まさに「顔見せの場」となっているのだ。
この「#グラドル自画撮り部」、そもそもの魅力は、カメラを手に持って自分を映す「自撮り」とは一線を画した「自画撮り」にある。「コツは1枚の写真に多くの情報を詰め込むこと」。あえて部屋の本棚を入れ込むなど、見た人が共感する“ひっかかり”を多く持たせられるのも「自画撮り」の魅力。また、コスプレや衣装の半脱ぎなど、グラビアアイドルならでは技術も盛り込むことで、「妄想ワールド」に引き込まれるユーザーが後を絶たないわけだ!
そもそも「#グラドル自画撮り部」がブレイクした背景には、彼女自身の“尻職人”としての開眼があった。「知名度が低くて悩んでいた1年前、知り合いのカメラマンさんが『そのでかい尻をもっと(世間に)出していかなきゃ“ムダ尻”だよ』って」。それ以降「出し惜しみはナシ」の心意気で毎日Twitterに自ら撮影したお尻フォトをバラまいた彼女は、一躍グラビア界で注目の存在に。そこで“自画撮り”の可能性に確信を持ったのだという。そんな部長が友人である3人のグラビアアイドルと共に今年1月に始めたのが『#グラドル自画撮り部』。つまり、本人自身の成功体験を、部活として大きいムーブメントにしようとした彼女のプロデュース力のタマモノだったのだ。
国内の雑誌とのコラボ企画を果たし、海外メディアにも取り上げられ、「ジガドル」という言葉も生み出すなど、立ち上げわずか8か月にして大きなムーブメントを起こした「#グラドル自画撮り部」。今や約400人のメンバーが集い、初心者が全貌を把握するには1カ月かかりそうな規模である…。そこで、部長の倉持に「今注目のメンバー」ベスト3をこっそり教えてもらった。
「なんといっても、橘花凛ちゃんはスゴいです!まだデビューして4か月ほどですが、なんと初仕事が雑誌の表紙。6月に発売された初DVDもamazonでランキング1位に。純粋そうな雰囲気の、まさに正当派美少女ですね。また、清水みさとちゃんも見逃せません。彼女の魅力は、ひとことで言うなら“奥ゆかしおっぱい”。おしとやかな外見に似合わないFカップの豊満なボディが魅力。恥ずかしがりながらも、大胆な水着姿をさらしているところに興奮しますね。最後はやっぱり、青山ひかるちゃん。“グラビア界の猫娘”の異名を持つ彼女は、妹系の愛嬌がある顔がソソるんです。それなのに、Iカップという爆乳の持ち主。このアンバランスさは最強ですね。この3人は、これから確実にブレイクすると思います」いやはや、個性派美女ばかりの「#グラドル自画撮り部」は、まるで“おっぱいとお尻の玉手箱”! ちょっと覗くだけでも、必ずや自分好みのグラビアアイドルが見つかるはずだ。
今後の活動目標は、「TOKYO IDOL FESTIVALのように、グラビアアイドルが集まるイベントをやってみたい」という倉持。「今はグラビアアイドルに会いに行くのって、撮影会が主流なんです。もっとライトなファンでも気軽に足を運べるようにしたいなと」。実際に、8月10日に彼女自身が発案した「東京グラドルフェスティバル Vol.0」が開催された。計16人のグラドルたちと交流できるイベントは大盛況!近年、“冬の時代”と言われていたグラドル業界に新風を巻き起こす存在として、今後も「#グラドル自画撮り部」の活躍から目が離せそうにない。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです