沖縄の人気観光地の1つ「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」は、沖縄伝統の食材「くるま麩」を使用した菓子「美(ちゅ)らすく」(6個入り648円、12個入り1296円)を、9月10日より、同所限定で発売する。
今回の商品は、江戸時代の1805(文化2)年以来、東京・亀戸天神近くでくず餅を作り続けている老舗「船橋屋」のグループ会社が運営する沖縄の「明風堂総本舗」が主体となり商品化を進めていった。
「くるま麩」は、アルミの棒に麩の生地を巻いて、回転させながら直火焼きする工程を繰り返して層状にした食べ物。古来より沖縄料理には欠かせない食材だ。同商品は、沖縄の製麩会社「麩久寿(ふくじゅ)」の協力のもと誕生した。
「麩久寿」は「美らすく」のために特別な製法で麩をパリッと焼き上げ、それに沖縄県産のパイナップル、きび糖、海塩の3種類のシロップをコーティングして完成。今までにない食感と、麩がベースになっているためヘルシーな菓子になっているので、女性に人気が出そうだ。
今回の商品化に際し、レシピ開発段階から東京・代々木上原の人気スイーツ店「ASTERISQUE(アステリスク)」のオーナーで、ワールドショコラマスターズ日本代表総合3位の実績を誇る和泉光一氏が全面的に協力。原材料から製造工程まで試行錯誤を重ねて作られた、まさに奇跡の逸品となっている。
パッケージも、美ら海水族館のシンボルであるジンベエザメ、イルカとハイビスカスが施され、全体的に琉球美の様相を呈した気品が溢れる仕上がりになっているので、お土産としても重宝されそうだ。【東京ウォーカー】