まるで宝探し!「やまとプロムナード古民具骨董市」は掘り出し物が盛りだくさん

横浜ウォーカー

1998年4月、地域商業の活性化を目的として67店舗の出店から始まった「やまとプロムナード古民具骨董市」。16年目を迎えた今年は、幅広いジャンルの280店舗以上が参加。全国有数の骨董市にまで成長している。毎月第3土曜日の6時から16時まで、東西プロムナードで開催され、多くの人々で賑わい、東側プロムナードの特設ステージでは、毎月趣向を凝らしたイベントも実施。

出品アイテムは、着物、端切れ、食器、工芸品、陶器、小銭、時計、玩具、書画、西洋アンティークなど。中でも注目なのが、この秋初めて出品された鉄道関係のグッズだ。歴史を感じさせる記念入場券、レアな切符、オレンジカード、鉄道模型や電車の玩具、さらには本物の信号機まで揃っている。鉄道ファンではなくても思わず欲しくなってしまうようなものばかりである。

女性が喜ぶ小物類の店も多い。動物を象ったガラス細工やセラミックの置物は300~500円と価格もリーズナブルだ。穴の空いたビーズのトンボ玉は、本来は根付けや帯留めに使われるものだが、ネックレスやブレスレットに加工して楽しむ人も多い。「一日に200個以上売れる時もある」という店主の言葉も頷ける。

掘り出しものは骨董だけではない。今治タオルを市価の半額で提供する店や草木染めの糸から作った布でオリジナルのバッグを完成させる店、昔のレトロな看板や人形を扱う店まで、どの店も見ていて飽きない。

時が経つことでしか得られない魅力的な一品との出合いを求めて出かけてみよう。【横浜ウォーカー】

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