大迫力、青森の巨大ねぶたが大阪梅田に登場

関西ウォーカー

10月20日から11月3日まで、大阪・西梅田にある「ヒルトンプラザWEST・ハービスPLAZA ENT」前に、「青森ねぶた祭」で使用された巨大なねぶたが登場。

初日の完成披露式典では、幅9mにもなる大迫力のねぶたが、2014年ミスねぶたの高杉夏実さんによるかけ声で鮮やかに光を放ち、行き交う人々が足を止めて見惚れていた。展示されているねぶた「那智の滝 不覚と不動明王」は、40年以上のキャリアを誇る第5代ねぶた名人千葉作龍によるもの。10月14日からの6日間で、5人のねぶた師により組み立てが行われた。

期間中は16時30分に点灯、23時までライトアップされ、ねぶた祭本番さながらの独特な装飾と、青や赤といった迫力ある光に彩られた姿は、梅田の街中で異彩を放っていた。

このイベントは、商業施設ヒルトンプラザWESTとハービスPLAZA ENTの開業10周年を記念したもので、大阪にねぶたが登場するのは24年ぶりのこと。ほかにも10月25日には「津軽三味線演奏会」、11月1日と2日には青森県産りんごのプレゼント(各日500個予定)などもあり、青森にちなんだ企画が目白押しだ。普段なかなか見ることのできない本物のねぶた展示を、関西にいながら観ることができる貴重なチャンス。ぜひこの機会に間近でじっくり観てほしい。

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