長崎・波佐見町(はさみちょう)の伝統工芸である・波佐見焼と沖縄料理のコラボイベント「島唄料理・波佐見焼 自宅で簡単!長崎県の伝統陶芸『波佐見焼』で彩る沖縄料理 本場の味を体験~沖縄音楽と踊り鑑賞&波佐見焼お土産付~」が、11月16日(日)に、東京・港区の「ヨコオスタジオ」にて開催される。
同イベントは、今年7月に行われた「しゃべって、つくって、お料理コン!」の第2弾。最近、モダンなデザインで人気を博している長崎・波佐見町の陶磁器ブランド「波佐見焼」のプロモーションを目的に行われる。今回は、沖縄の言葉で「ぬちぐすい(命の薬)」と言われる沖縄料理を、その波佐見焼の皿に盛り付けていく体験イベントとなっている。
波佐見町と沖縄は、古くは江戸時代、対馬藩と琉球国として交流があり、沖縄県の遺跡からも波佐見焼が発見されている。また、夏の風物詩である風鈴はどちらの地区でも有名。陶土を一張り一張り手作りで編目に組み、透き通るような白磁に焼成した「波佐見焼風鈴」、デザインとカラーであらゆるスタイルの住宅にマッチし、華やかで温もりのある空間を作り出す「琉球風鈴」(糸満市)は多くの人に親しまれている。
イベント当日は、静岡・沼津市で沖縄料理店「沖縄茶屋 なんくる」を経営する岸本美代子氏が沖縄料理を指導。自宅で簡単に作ることができる調理法を教えてもらいながら、ジーマーミ豆腐、もずく酢、海ぶどう、ゴーヤーチャンプル、ラフテー、もずくの天ぷら、紫芋の天ぷら、ソーキそば、サーターアンダーギー、ブルーシールアイスなどを波佐見焼の皿に盛り付けていく。
さらに、柳清本流・柳清会、静岡支部代表でもある岸本氏の琉球舞踊と、沖縄各地に古くから伝わる歌や自作のオリジナル曲を歌う唄者として、国内外で演奏活動をする大島保克による生演奏が行われる。
ほか、イベントでは、沖縄ならではの泡盛、オリオンビール、さんぴん茶、シークヮーサージュースがどれも飲み放題、お土産として、サーターアンダーギーと波佐見焼、プロカメラマンが撮影したイベント当日の写真がプレゼントされる。
沖縄料理の調理法だけでなく、料理の盛り付け方を学べて、はやりの波佐見焼がプレゼントされるこのイベント。36人限定という少人数のプレミア感もあり、話題を呼びそうだ。【東京ウォーカー】