新作点心が登場! 横浜中華街「美食節」

横浜ウォーカー

11月9日、横浜中華街の中華街パーキングを会場にして「点心品評会」が行われた。このイベントは9月から開催中のフードフェス「第7回『美食節』横濱中華街フードフェスティバル」[~11月30日(日)]の関連企画だ。「美食節」と言えば、クーポンと引き換えで限定メニューが食べられる「好吃(ハオツー)クーポン」2500円(10枚つづり)が人気。

「点心品評会」は、中華街にある有名店の点心師が趣向を凝らした点心メニューを、一般参加者300名が試食し、人気投票をするというもの。当日は開始の1時間前より整理券を販売したが、定員300名分は11時の開始とともに売り切れたほど盛況だった。「毎年人気のイベントで、例年の定員は200名だったのですがことしは100名増やして対応しました。それでもすぐに売り切れてしまいましたので、来年も定員300名で対応したいですね。ことしは『菜香新館(さいこうしんかん)』『大珍樓(だいちんろう)本店』の初登場にも注目です」とイベント担当者は語った。

前述のとおり、初登場となった「菜香新館」は30年前に中華街で飲茶を始めた名店だ。もちろん点心は名物だが、ことし初めての参加となり話題となった。メニューは干しエビの風味が香ばしい「干しえび入り 香港風焼きクレープ」(店舗では2本500円)だ。そして「大珍樓本店」の、「クリームチーズ エッグタルト」(店舗では1個100円)も、スイーツとしても食べられるメニューとして参加者に人気であった。

会場では、店舗のスタッフたちが会場で蒸したり焼いたり調理し、できたてアツアツのメニューを食べられるとあって、どの店舗もライブ感が魅力的だった。

ここで披露されたメニューは「点心フェア」として、各店舗でゆっくりと食べることができる(期日は店舗により異なる)。またこの時期の旬の味覚「上海蟹フェア」(実施店舗で開催中)や、中国茶のいれ方や作法を直接学べる「中国茶お楽しみサロン」(店舗により日にちが異なる。要予約)など、11月は食イベントも盛りだくさんなので、「美食節」のこの時期に中華街に足を運んでみては?

注目情報