イケメンから美少女まで!キャストドールの世界とは?

九州ウォーカー

華やかなアンティークのドレスを身にまとった、美しい人形たち。多くの女性が子どものころに憧れた夢の世界が、現実に存在しているのをご存知だろうか?11月15日、福岡市中央区白金にオープンしたDOLL SHOP EDEN(ドールショップ エデン)は、九州初の“海外製キャストドール”を扱っている。

“キャストドール”とは、手首や足首などの可動部分に球体状の関節を持つことで、さまざまなポージングが可能になったキャスト(樹脂)製の人形のこと。1体の価格は1万3000円~9万円程度で、小さな女の子のドールの他、長身のイケメンや動物など、海外メーカーから魅力的な新作ドールが続々と発売されている。海外メーカーのキャストドールを取り扱う店舗は非常に少なく、現状では通販サイトから購入するしかない。

20~40代の女性を中心にファンが多いキャストドール。気に入ったドールを購入して、ドール用の衣装や靴を追加したり、あらゆるスタイルのウイッグを交換するなど、進化した“本物志向の着せ替え人形”として、自分仕様にカスタマイズできる。自由にドールを撮影してブログに載せたり、ファン同士で互いのドールを持ち寄って物語のような写真を撮影したりと、楽しみ方は無限に広がっていくそうだ。

3年前から、海外メーカーの代理購入サービスをサイト上で運営していた同店。ファン同士の交流イベントを開催するうちに、「ドールを連れて気軽に遊びに来てもらえる場を作りたい。ドールを知らない人たちにも魅力を知ってほしい!」そんな思いからリアルショップを立ち上げた。

ショップではキャストドールの展示・販売の他、ドールを撮影する時に使う背景布(1500円~)や、Angell Studio、Ringdollなどの海外人気メーカーのドール用衣装などがずらりと並ぶ。靴やバッグなどの小物は精巧に作られており、その繊細な愛らしさにドールファンでなくても見とれてしまうだろう。また、店内には撮影用のブースがあり、自分のドールを持ち込んで、自由に写真撮影することも可能だ。 

同店は月1回の“1dayショップ”としてオープン予定。「反響があれば、営業日を増やすことも考えていきたい」と語るオーナーのYORUさん。「友達の部屋に遊びに行く感覚で気軽に寄ってもらいたい」というコンセプトのもとに作られた空間は、かわいいもの好きの女性であれば、誰もが楽しめる世界観だ。【福岡ウォーカー】

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