富山で生まれた幻のスイーツ「坊っちゃんかぼちゃ」を味わう

東海ウォーカー

富山県射水市(いみずし)の洋菓子店が販売している焼き菓子が、“幻のスイーツ”として話題を呼んでいる。直径約10cmの小ぶりなカボチャを器にしたクリームブリュレの「坊ちゃんかぼちゃ」(380円~)がそれだ。

毎年9月の終わり頃から11月下旬までと販売時期が限られているため、地元でも“買えたらラッキーなスイーツ”として有名なのだ。日によっては販売開始から数時間で完売してしまうほど。

この焼き菓子は、創業41周年を迎えた洋菓子店、フランス菓子モリナガのオリジナル商品。カボチャの中でも小さい品種の“坊ちゃんかぼちゃ”のみを使っているため、ネーミングもそのままにしているのだとか。また、カボチャは北海道産のみを使用しており、産地にこだわっている。

創業者の妻、森永栄子さんによると「5、6年前から毎年販売している商品ですが、ありがたいことにいつも好評で、今年はすでに販売個数が1000個を超えました」とのこと。ただ全て手作りなので、1日に製造できるのは30個から40個が限界だそう。

「皆さんに食べていただきたいと、“1家族2個まで”とさせていただいているのですが、それでも早い時には13時には売り切れてしまいます」というほどの人気ぶり。最近では、富山県外からも「坊ちゃんかぼちゃ」を求めてやってくる人が増えているため、ますます入手が困難になっている。

約10cmの手頃なサイズのカボチャはこの時期しか手に入らないため、材料のカボチャがなくなり次第、販売も終了する。希少な秋の味覚を楽しんでみてはいかがだろうか。【東海ウォーカー】

※「Walker47」富山県射水市エリアの地域編集長の記事から一部抜粋、再構成したものです

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