沖縄県那覇市のくがに菓子本店で作られている「黄金(くがに)ちんすこう」(500円・税別、8個入り)の人気が、徐々に広がりつつある。噂で聞いたり、名前は知っていても、いまだに食べたことがない沖縄県民も多いという、沖縄県の隠れた銘菓だ。
黄金ちんすこうの“黄金(くがに)”とは、沖縄の方言で「大切なものが輝いている様」を表す言葉。一般的なちんすこうは楕円形のギザギザとした形をしているが、同商品は琉球王朝時代の宮廷菓子の原型である丸型を忠実に再現している。原材料には保存料等の添加物を一切使っておらず、香川県産の小麦粉のほか、京都で和菓子用に製造された細粒糖、粉糖、国産ラードなど、すべて最高品質のものを使用。焼き菓子に最適とされる伝統的な火燃式窯を使い、職人が手作業で丁寧に焼き上げる。
プレーン味のほか、トルコから取り寄せた金胡麻の風味を加えた「金胡麻ちんすこう」(1500円・税別、16個入り)の発売を11月1日に開始。エンブレムデザインが施された化粧箱と巾着はプラザハウスのみの限定販売となっているので、沖縄に訪れた際には大切な人へのお土産にチョイスしてみてほしい。【福岡ウォーカー】
※「Walker47」沖縄県うるま/沖縄市エリア地域編集長の記事から一部抜粋、再構成したものです