エースコックと近畿大学は12月1から、「近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」(希望小売価格・税抜195円)を発売した。
“近大マグロ”とは、同校が世界で初めて完全養殖に成功した研究成果のマグロのこと。このマグロは現在、大阪・梅田のグランフロント大阪と東京・銀座で営業している養殖魚専門料理店の近畿大学水産研究所で食べられる。
近大マグロは、身や皮、目玉など余すところなく味わえるが、これまで唯一店舗で扱っていなかった中骨を活用することに着目し、同研究所監修の下、商品化が実現した。同商品の特徴であるスープは、チキンをベースに、近大マグロの中骨から抽出したエキスとカツオの旨味が利いた塩味に仕上げている。同社によると、発売から3カ月で150万食の販売数を予定しているという。【関西ウォーカー】