「笑っていいとも!」や「行列のできる法律相談所」でも取り上げられた、“3Dフォトクリスタル”を作れる店「3D-Memories」が4/22、横浜ワールドポーターズにオープンした。
“3Dフォトクリスタル”とは、立方体のクリスタルの中に、レーザー彫刻で自分の顔を立体的に描く機械のこと。周りは一切傷つけず、“真ん中”に、自分の顔が浮き彫りなるという珍しさから、関西にある第一号店では、開店と同時に、閉店までの予約が埋ることもあるほどの人気スポットなのだ。しかも、この“3Dフォトクリスタル”を作れるのは、日本でも、「3D-Memories」のみ。
というこで、満を持して関東初上陸した同店をリサーチするため、さっそく横浜へ。一体どうやって作っているの…?
作り方はとっても簡単。3Dカメラの前で2〜3度撮影。その中から気に入った一枚を選ぶと、あとは高性能PCと、まだ日本に数台しかないレーザー彫刻の機械が自分の顔を“浮き彫り”にしてくれる。実際見てみると、クリスタルの中で笑う人の顔は表情シワ1本1本まで、かなり細かい。まるで映画「フェイス・オフ」のようなリアリティにびっくり!
それもそのはず。この加工機、1秒間に1000か所もクリスタルを削ることができるという超高性能機械。しかも、わずか10分で完成させるという“早ワザ”もやってのける。そして驚くことに、料金は1900円からとかなりリーズナブルなのだ。
「もともと、美容整形などに開発されていた『3Dカメラ』と、『レーザー彫刻の機械』をコラボしたらおもしろいだろうな、と思ったのがきっかけです」とは、「3D-Memories」を運営するブラストの小西さん。「当初は、まだ機械の性能が追いついていなかったですが、開発努力の末、ようやく短時間でお安く提供できるようになりました」
“自分の娘の成長を記録したい”という思いから始めたので、安く提供することは譲れなかったという小西さん。そのため、この値段がギリギリなのだとか。
単なる写真よりもオシャレに“記録”を残せる“3Dフォトクリスタル”。恋人との思い出や、子供の成長過程も、この値段なら毎年つくれるかも。関東初上陸となる「3D-Memories」も、関西同様、ムーブメントを起こしてくれそうな予感だ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】