「花燃ゆ」ゆかりの地巡りをどこよりも早く紹介!!

九州ウォーカー

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井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が1月4日からスタートした。同作品は、長州(山口県)の萩を舞台に吉田松陰ら長州藩士の活躍する姿が生き生きと描かれており、井上は吉田松陰の妹、文(ふみ)を演じている。萩市には、大河ドラマに登場する志士たちのゆかりの地が数多く残っている。そこで今回は、半日で史跡を巡るコースを紹介したい。

「松陰神社」や「伊藤博文別邸」がある旧松本村は、ドラマを深く味わう上でも必須のエリア。まず訪れたいのが、伊勢谷友介が演じる幕末の思想家、吉田松陰をまつる松陰神社。境内には、松陰主宰の私塾「松下村塾」がある。この地で松陰は、身分に関係なく入門者を受け入れ、東出昌大演じる久坂玄瑞(文の最初の夫)をはじめ、高杉晋作(高良健吾)、伊藤博文(劇団ひとり)など明治維新の原動力となった人材を育てた。松陰神社から5分ほど歩くと、伊藤博文別邸がある。1907年、宮大工によって建設された東京の邸宅の一部である玄関、大広間、離れ座敷を移築したもので、明治時代の優れた意匠が施されている。

旧松本村から車で移動すること約10分、旧萩城の城下町に到着する。江戸時代に区画された町筋がそのままの姿で残り、当時の街並みを今に伝えている。また、この一帯は、町屋や武家屋敷、維新の志士の旧宅など数多くの名所が残る観光スポットでもある。高杉晋作や伊藤博文が子供のころに学んだとされる「円政寺」、さらに2分ほど歩くと、東山紀之演じる桂小五郎(後の木戸孝允)の生家の「木戸孝允旧宅」がある。イケメンとしても知られる桂が二十歳まで過ごした屋敷跡は、幕末好きの歴女にはたまらない見どころの一つ。

木戸孝允旧宅から5分ほど歩くと、長州藩の御用商人菊屋家の屋敷「菊屋家住宅」など、白壁の土蔵が連なる風情あふれる街並みが続く。菊屋家住宅横の小道は菊屋横丁と呼ばれ、「日本の道100選」に選出されている。この通りには、高杉晋作の生家である「高杉晋作誕生地」や、「高杉晋作立志像」があり、幕末を駆け抜けた志士の息吹が感じられる。

また、和装で街歩きを楽しみたいなら、着物レンタルの「Kimono Style Cafe」がおすすめ。着付け料込みで3980円から着物が借りられる。白壁の城下町を着物姿でそぞろ歩けば、幕末気分が味わえる!?

1月11日(日)には、ドラマの小道具や衣装、メイキング映像などを公開する「花燃ゆ大河ドラマ館」がオープンする。ヒロインの文をはじめ、吉田松陰、高杉晋作など維新の志士たちが過ごした街並みや史跡を訪ねに出かけてみよう。【福岡ウォーカー】

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