劇団四季ミュージカル「キャッツ」の舞台は、「都会のゴミ捨て場」。客席に一歩足を踏み入れると、そこは「キャッツ」ワールド。客席の回りにはたくさんの「ゴミ」で埋め尽くされている。猫の視線に合わせて作られたゴミの数々が12/26、マスコミに公開された。
場内を飾るゴミのオブジェの総数は数千個にも及ぶ。携帯電話やラジカセ、ファミリーコンピュータ(ファミコン)といった時代を反映したゴミや、北海道にちなんだゴミ、「ご当地ゴミ」も随所に散りばめられている。「ご当地ゴミ」は、木彫り熊やジンギスカン鍋、マリモやカツゲン(ソフトカツゲン)のほか、リボンナポリンやファイターズのユニフォーム、コンサドーレ札幌のメガホンといったものまで約20種! これらゴミを一つ一つ見てみるのも「キャッツ」の楽しみになるはずだ。
ちなみに「キャッツ」の舞台装置は、「オペラ座の怪人」「ライオンキング」と並ぶ最大規模のもの。機材なども含めると11トントラックで約50台分にもなるそうだ。
猫たちが暮らす「都会のゴミ捨て場」、キャッツ・ワールドを存分に楽しめる劇団四季ミュージカル「キャッツ」は、北海道四季劇場で2015年1月18日に開幕。
1991年と1993年の札幌公演では合計727公演・65万5000人もが観た「キャッツ」が、パワーアップして札幌に戻ってくる。個性あふれる24匹のネコたちの世界を劇場で体感しよう!