洋画邦画を問わず、2015年は話題の大作映画が目白押し!さらに都内では、体感システムを搭載した次世代型シネマコンプレックスも次々と登場し、これまでにない映像体験が楽しめるようになる。数あるシネコンの中から、新たな試みを導入する施設をいくつか紹介しよう。
「ユナイテッド・シネマ豊洲」では、映画館のエンターテインメント性をさらに高める、“4DX”システムを導入。4DXとは、体感型の映画上映システムのこと。前後左右や上下に動く座席が、映画のシーンに連動して稼働し、その衝撃を再現するという。また、香りの噴射、顔や耳への強力なエアー効果などもあり、上映作品の世界観にどっぷりと浸れそうだ。同劇場では2015年春をめどに、白いパウダーを噴出する“雪”の演出と、送風口から水と一緒に風が出る“嵐”の演出が新たに追加されるので、雪山や嵐のシーンがある映画は、ユナイテッド・シネマ豊洲で楽しみたい。
4月17日(金)、新宿コマ劇場と新宿東宝会館の跡地に「TOHOシネマズ新宿」がオープンする。座席数約2300席を擁する都内最大級のシネコンとして、早くも注目を浴びている。同劇場が力を入れているシステムは、「映像」「劇場」「音」「作品」、それぞれの要素が最高水準で提供される“IMAX”。その次世代サウンド・システムである12.1chの“IMAXマーシブ・サウンド・システム”も、作品の臨場感が味わえる新機能として話題を集めそうだ。また、首都圏のシネコンで4DXの導入が早かった「シネマサンシャイン平和島」では、体感システムに音響効果を組み合わせた“アメイジング・サウンドシアター”を展開しており、最高の映画鑑賞体験を提供してくれる。
“目で見るだけの映画”から“体全体で感じる映画”へと、映画観賞のスタイルが大きく変わりそうな2015年。映画ファンのみならずこれらの劇場に足を運んで、いち早く新たな鑑賞スタイルを体験してもらいたい!【東京ウォーカー】