大阪・難波を拠点に活動する人気アイドルグループ、NMB48研究生の新公演が、昨年10月24日(金)、NMB48劇場で初日を迎えました。
NMB48の研究生は、明石奈津子(なっつ/15歳)・石田優美(ゆうみん/16歳)・鵜野みずき(みぃーき/18歳)・大段舞依(まいち/20歳)・城恵理子(ジョー/16歳)・照井穂乃佳(てるみー/16歳)・中野麗来(れいな/15歳)・西澤瑠莉奈(るりりん/15歳)・松岡知穂(ちほ/16歳)・松村芽久未(めぐみん/19歳)・森田彩花(あやてぃん/19歳)・山尾梨奈(やまりな/19歳)の12人。
注目の1曲目は、NMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』<→写真01>。センターを務めた城恵理子を中心に息の合ったパフォーマンスを披露し、観客を“研究生ワールド”へと誘います。
自己紹介では、「(ステージに出る前の)円陣の時、爪痕がつくぐらい手を握られました!それぐらい気合いが入っています!」(山尾)、「がむしゃらにひたすら努力!」(中野)、「難波のこじはる(小嶋陽菜)さんを目指したい!(=セクシーになりたい)」(松村)、「新たな歴史を皆さんと刻みたい!」(大段)、「私たちの気持ちがたっぷり詰まった公演になっています!」(森田)などと、熱く意気込みを語るメンバー。
ユニット曲コーナーでは、山尾・大段・鵜野がキュートに『ハート型ウイルス』を披露!<→写真02>「身長差ユニットなんです。大中小みたいな(笑)」(鵜野)。
中野・松村・森田の『純愛のクレッシェンド』は、セクシー度満点!
更に特筆すべきは、明石奈津子のソロ『泣きながら微笑んで』。<→写真03>大島優子のソロ曲として知られるバラードを、ピアノの弾き語りで披露する彼女の姿には、風格すら漂います。次世代エースとして期待大!
MCでは、新公演に向けてのレッスン中、「朝が早くて、みんなのテンションがおかしかった!」(中野)、「(汗で)レッスン着が透けてた。」(森田)、「ピアノの弾き語りを、みんなが親目線で見てくれてた。」(明石)などという裏話も。
本編ラストは、研究生のオリジナル曲『想像の詩人』。6分を超えるミディアムナンバーで、心を揺さぶられる名曲! 初日公演当時、未定だった公演名も12月5日、≪想像の詩人≫公演に決定しました。
アンコールでは、NMB48の最新シングル『らしくない』の研究生バージョン初披露や、メドレーなどで、盛り上がりも最高潮!
最後のMCでは、城恵理子が「もっと上を目指して、頑張っていきたいと思います。これからも応援、よろしくお願いします!」と挨拶。大きな歓声と拍手に包まれて、初日公演は幕を下ろしました。
みんなで話し合ったり、ぶつかったり、励まし合ったりしながら作り上げたという、NMB48研究生の≪想像の詩人≫公演。通常、48グループは1チーム16人で公演を行いますが、彼女たちは4人少ない12人。にも関わらず、そのハンデを全く感じさせない、完成度の高いステージパフォーマンスで、約2時間、観客を魅了し続けました。
研究生だと思って侮るなかれ。その実力は本物です!
【取材・文=ポッター平井】