最近、サラリーマンの間で“昼寝”が浸透中!? 昼寝といえば、スペインなどで習慣となっている午後の睡眠「シエスタ」が有名だが、今、日本でもオフィスを抜け出し、ぐっすり眠れる場所で“安眠”を確保する人が増えているという。
話を聞いたのは日本橋にある会員制サロン「GOOD SLEEP SALON NAPIA」。利用者が増えているというのは本当ですか?
「サロンをオープンして6年ですが、“昼寝”という概念が浸透してきたように思います。リピーターの方も多く、昼間は満室になることもありますよ」(同サロン担当者)。
そもそも昼寝は、日本では“サボり”と捉えられがちだが、脳を休ませてリフレッシュさせる、背骨などの体を支える部位を休ませるなどの理由から理にかなった“休息法”なのだとか。
「時間的には20分から30分で脳はリフレッシュされます。それ以上の睡眠をとると逆にダルくなることも。横になって眠ることで重力から開放され、体のゆがみも軽減されるんですよ」(同担当者)。
実はこのサロン、「KIZUカイロプラクティックANNEX」の施設内にあり、利用者もカイロプラクティックの患者が多い。日本橋という土地柄、30代から40代のサラリーマンが多いそうだが、女性客の利用も2割を超える。
「慣れた方は、すっと眠りにつきますね。うちではスタッフも全員昼寝をとっているのですが、みんな調子がいいんですよ!」(同担当者)。
スタッフも実践しているとあれば、効果は期待できそうだ。同サロンでは、通常ルーム(40分1000円)のほか、女性専用ルーム(通常ルームと同額)やVIPルーム(40分1600円)も完備。ポイントは“眠る前にコーヒーを飲むこと”だそうで、30分前後で効くカフェインが、睡眠後の頭をよりすっきりクリアにしてくれる。
午後の会議や急な仕事など問題が山積みになったら、まずは昼寝で脳をリフレッシュさせるのがこれからの“デキる人”の必須条件になるかも!?【東京ウォーカー/白石知沙】