恩師から長友へ!「次のW杯にも通用する」と太鼓判

東京ウォーカー(全国版)

サッカー日本代表、長友佑都のパーソナルトレーナーを務める木場克己さんが、著書「続ける技術、続けさせる技術」(1月8日発売、KKベストセラーズ)の新刊発表を行った。

トップアスリートへの指導経験から、「継続は力なり、とよく言いますけど、力に変えられるということは、自分自身のなかに三日坊主で終わらせない意志やパワーがあるということ。それが自信や余裕につながってくるんです」と「意識的に続ける」ことの重要性を語る。

「例えば、挫折しがちなダイエットにも工夫があって、ドローインという腹式呼吸を使ったやり方があるんですが、脂肪がすぐに落ちるわけではないけれど、呼吸をしっかり繰り返すとお腹の内側の筋肉がぎゅっと締まって、その場でウェストが2cm細くなる。そういうふうに、分かりやすく見た目からモチベーションを上げてもいい。もちろん、そのあとのトレーニングを続けていれば筋肉が鍛えられて脂肪も燃焼されます。信号待ちや通勤時間の1分でも、ちょっとした習慣を持つことで脳にも意識がいきますし、少しずつでも変わっていけるんです」と話した。

長友選手に対しても、「佑都も彼自身の目標をしっかり持って、常に自分の中で試して、挑戦し続けている。出会ってからこれまで、佑都がとても成長したと思うのは、自信を持って何にでも取り組んでいるところ。インタビューでもそうだし、ピッチの中でも余裕がある。人としても、成長していると思います」と話す。

「3年後のワールドカップで佑都は31歳。体力は今の状態を維持していって、年齢的にどうしても落ちてくる敏捷性を上げるトレーニングに力を入れています。フィジカルや持久力は持っていますから、次のワールドカップでも十分通用すると思っています」と長友選手の伸びしろを語り、「子どもにも大人にも、夢と希望を与えられるような選手でいてください」とエールを送った。【東京ウォーカー】

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