3月28日(土)から5月17日(日)まで、徳川家康没後400年記念特別展「大 関ヶ原展」が東京都江戸東京博物館で開催される。同展では、徳川家康と徳川四天王(酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政)の具足や石田三成の愛刀、島左近の兜など、合戦に参加した武将の武具が展示され、「関ヶ原合戦図屏風」「関ヶ原合戦絵巻」の出陳数は10点以上と過去最多。史上最大級の規模を誇る“天下分け目の大展覧会”と言っていい。
1月28日にはこれを記念して、歴史好きの女優として知られる杏をゲストに迎えて記者発表会が開催された。スペシャルサポーターへの就任式も実施。
歴史が好きになったきっかけについて、「中学校の歴史の授業が好きで、それからどんどん好きになっていきました。昔から今へ脈々と受け継がれているところが歴史の大きな魅力」と話した。また、好きな武将は「関ヶ原合戦に参加した武将なら島津義弘。多勢に無勢で圧倒的に不利な状況のなか敵中突破した、歴史上でも類を見ない勇気ある行動力にひかれます。関ヶ原以外では織田信長、伊達政宗、蒲生氏郷が好きです」と渋い武将の名も挙がり、“歴女”ぶりを存分にアピールした。
「楽しみにしている展示物は?」という問いには「最新の技術を駆使したプロジェクションマッピングです。関ヶ原合戦を動きとして表現できるのが面白い」と答え、「400年以上も前の出来事ですが、人間同士のドラマから得るものは多いと思います。スペシャルサポーターの仕事を通じて、いろいろと学んで明日への活力にしたい。それを皆さんに伝えられたら」と力強いメッセージを送った。【東京ウォーカー】