「エヴァ」ロンギヌスの槍を月に!プロジェクトが発進

東京ウォーカー(全国版)

1月30日、「エヴァンゲリオン」誕生20周年を記念して発足した「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」の記者発表会が東京・渋谷で行われた。ゲストには、エヴァ好きで知られる女優の加藤夏希と宇宙飛行士の山崎直子が出席した。

本プロジェクトでは、使徒殲滅のために投じられたロンギヌスの槍が月面に到達する名シーンを再現し、アニメとリアルの融合を目指す。ロケット打ち上げや月面へのロンギヌスの槍の射出は、民間月面無人探査チーム「HAKUTO」との共同ミッションで進められる。

プロジェクト実現のためには、約1億円の資金が必要。その資金は、ファンから支援を募る「クラウドファンディング」によって調達される。4月5日(日)までの受付期間で1億円を達成した時のみ、プロジェクトは実行され、1億円未満の場合は全額支援者に返金。支援金に応じた見返りがある点が特徴で、ネーミングライツやロンギヌスの槍の原寸大レプリカ(240mm)などの特典を受け取れる。

加藤は「20年経っても劇場版は続いていて、終わらないところがエヴァのすごさ。プロジェクトがこれだけ大きなものになって、ファンとしては本当にうれしいです。65日という限られた期間で1億円集めなければならないので、悩んでいる暇はありません。みなさんの財布から『サービス、サービス~♪』していただいて、支援金をお待ちしています!」と登場キャラクターの葛城ミサトの名セリフを持ち出して、支援を呼びかけた。

山崎は「ワクワクしながら話を聞いていました。月は日本人にとって象徴的な存在。ロンギヌスの槍が地球と月をつなぐ絆、架け橋となって、平和な世界を構築できればいいなと思います。プロジェクトを応援しています」と話した。【東京ウォーカー】

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