「新宿煮干しラーメン凪(なぎ) 新宿ゴールデン街店」に続けとばかりに、いま新宿ラーメン界を席巻しているのが、煮干しを効かせた醤油ラーメン。
ブームの火付け役である「凪」の大将・生田智志さんは、「煮干しのうま味を引き出すのは難しい。だからこそ作りがいがあるし、何より煮干しのウマさをもっと知ってほしい」とアツく語る。煮干しの苦味を消し、独特の風味がガツンと脳天まで響く、インパクト大の「煮干し醤油ラーメン」。今回は、注目の3品を紹介。どれも、唯一無二のウマいラーメンばかりだ!
■新宿煮干しラーメン凪 新宿ゴールデン街店 「味玉煮干しラーメン」(850円)
瀬戸内海産シロクチイワシやウルメなどふんだんに使ったスープは、魚介風味が濃厚でクセになる味わい。また、小豆島の杉樽醤油や昆布などを煮出し、1週間熟成させたタレがスープに深みをプラスしており、加水率45%の弾力ある自家製麺とよく絡むのも特徴だ。「煮干しは当初2種類でしたが、よりいっそう風味を出すため、現在は4種類をブレンドしています」と、大将の生田さん。店内に漂う煮干しの香りも一緒に堪能してみて!
■はじめちゃん 「裏中華そば」(650円)+煮干しフレーク
同店は、「竃(かまど)」のセカンドブランド店。自慢の自家製麺には、なんと細かく粉砕し、軽く炒った煮干しが練りこまれているのだ。約4種類の煮干しとトンコツを煮込んだスープ&“煮干し麺”という最強煮干しラーメン。「煮干し好きな人は、卓上に置いてある『煮干しフレーク』をお好みでスープに入れてみてください。香りとコクが増しますよ」と、店長の清水さん。なんとも太っ腹なお店にも大感謝だ。
■ラーメンむろや 「にぼしラーメン」(800円)※5/16(土)まで、毎週土曜のみ1日限定10杯
トンコツ魚介スープが自慢の名店。今年2月に2日間のみ限定した「にぼしラーメン」が好評につき再登場! 煮干し比率が9割のスープに、2番ダシで深いうま味と香りを加えた逸品。「深いダシが出る長崎産と、ほかの煮干しより脂を含んだ銚子産を半々にブレンドし、うま味を最大限引き出します」と、店長の渕上さん。煮干し風味が極めたラーメンは5/16(土)までの限定販売。
どれもぜひ味わいたい逸品ばかり。この人気を受け、新宿の“煮干醤油ラーメン”ブームはますます加熱しそうな予感。気になる人は早めにチェックするのがオススメだ。 【東京ウォーカー】