花粉症の季節到来!「部屋干し指数」を有効活用するには

東京ウォーカー(全国版)

P&Gと日本気象協会が「部屋干し指数」なるものを共同開発し、2月9日から同協会のサイト、tenki.jpで、部屋干しに適している日か否かの情報提供を行っている。

部屋干し指数は、天気だけでなく、花粉やPM2.5の飛散といった大気の汚染状況も考慮し、“外で干すよりも部屋で干す方がふさわしい日である”ことを数値化したもの。

指標は、「外干し」「外干しもOK」「部屋干し安心」「部屋干し」「絶対部屋干し」の5段階に分けたアイコンで表示され、全国142地点の指標が見られる。

花粉症が気になるこれからの時期、衣服に花粉をつけないことがアレルギーを抑える有効な手段の一つ。空気清浄機などで室内に入った花粉を排除する方法もあるが、洗濯物を室内に干すことも効果的だ。部屋干しにするかどうかの判断が必要な時に「部屋干し指数」を利用してほしい。

しかし、部屋干しで気になるのが、生乾きの嫌な臭い。クリーニング師の資格を持つ、“洗濯王子”中村祐一さんによれば、ちょっとしたコツで臭いが防げるそうだ。

洗濯物を乾かす際、洗濯物に空気が触れる面積を広くするように吊るしたり、扇風機や除湿機で空気を循環させたりすることで、衣類が早く乾き、臭いがつきにくくなる。

また、同社が現在インターネット限定で販売(店頭販売は3月中旬から)している「アリエール リビングドライジェルボール」は、部屋干し特有の臭いを解決するために開発された新商品。

大気の汚れが気になるこの季節、外で干したい気持ちを抑え、部屋干し指数を確認しながら同商品を利用してみてはいかがだろうか。

ちなみに、2015年の花粉の飛散量は例年並みだが、北陸、関東甲信越、東北の地域は少なかった2014年と比べて2倍以上になると予測されている。【東京ウォーカー】

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