もはや吹き替えアニメで誰が声優をするか、というのは、アニメの大きな楽しみのひとつになっているが、現在NHKなどで放送中の「スポンジ・ボブ」に小栗旬さんが特別出演することが発表された。
「スポンジ・ボブ」はキッズ向けTVアニメシリーズとしてアメリカで6年連続視聴率No.1を記録している大人気番組。今回小栗旬さんは伝説のサーファー・ジャックを演じる。実はこのジャック、オリジナル版ではあのジョニー・デップが担当したという。つまり、ジョニー・デップとの声優対決が楽しめるのだ。
「(今回声優を演じる)ジャックは、感情を(表に)出さないキャラクターなので役作りは難しかったけど、ジョニー・デップに合わせる感じで演じました」と小栗旬さん。
今回担当するジャックは、口数は少ないがサーフィンが抜群にうまく、謎めいた雰囲気と独特の存在感を持つキャラクターという、実に難しい役どころ。“ジョニー・デップに合わせた、謎めいた伝説のサーファー”。字面ではピンとこないが、主人公のスポンジ・ボブたちへのサーフィンの教え方も型破りなものというし、どんな出来上がりになっているのか実に楽しみなのだ。
「スポンジ・ボブはトラブルがあっても前向きなのがいいですね。働きものの部分は僕に似ています。キッズ向けアニメなのに、シュールな部分があったりするのもおもしろいです」と小栗さん。『スポンジ・ボブとビーーッグウェ〜ブ』はNHK教育テレビで5/6(祝)19:00から(スカイパーフェクTV!などのキッズTV・ニコロデオンでは8月)放送予定なので、小栗ファンはもちろん、ジョニー・デップファンも要注目だ!【東京ウォーカー】