明太子芸人・博多華丸!辛子明太子を作った男に挑戦

九州ウォーカー

福岡市博多区下川端町にある博多座で「めんたいぴりり 博多座版」の公演が始まった。

戦後の激動の時代、日本で初めて辛子明太子を製造・商品化した「ふくや」の創業者・川原俊夫氏の生涯を題材にした舞台だ。

「めんたいぴりり」は、テレビ西日本開局55周年記念ドラマとして2013年8月に放送された。

その後、国内外で放送され、「2014年日本民間放送連盟賞」の番組部門テレビドラマ番組で優秀賞を受賞した。

また、今年2月には続編も放送されるなど、その勢いはとどまることを知らない。

博多座版では、博多華丸をはじめ、テレビドラマを盛り上げた地元出身の主要キャストが多数出演。

さらに酒井美紀をはじめ、舞台版ならではの豪華キャストが顔をそろえる。

初日の3月6日(金)には、博多華丸の相方、博多大吉も登場し、舞台を大いに盛り上げた。

初日終演後に行われた記者会見では、「博多座で公演することができ、非常に光栄と思うと同時に重圧を感じていた」と話した博多華丸。初日を無事に終え、確かな手ごたえを感じているようだった。

相方の博多大吉は、「初日が千秋楽となるのは私だけ。スケジュール空いている日は他にもあるけれど…と監督に伝えたところ、やんわり断られた」と取材陣を笑わせていた。

また、相方に向けて「最初は心配だったけど、今はうらやましい。最後まで頑張ってほしい」とエールを送った。

めんたいぴりりは、3月29日(日)までの公演。休演日の3月25日(水)には、イベント「博多座&TNC presents 『めんたいぴりり』NIGHT 夢を抱きし者たちへ」を開催。

でんさん役で出演しているゴリけんを主人公にしたスピンオフ舞台や、主題歌を手掛けた風味堂のアコースティックライブ、ドラマ上映会とトークショーの3部構成となっている。【福岡ウォーカー】

注目情報