東日本大震災から4年が経過した。首都圏各地では、復興支援を目的としたイベントが続々と開催されている。グルメをはじめとした東北の魅力を体感しながら、被災地にエールを送りたい。
■松坂屋上野店「がんばろう東北!東北物産展」
松坂屋上野店では、3月11日(水)から17日(火)まで、本館6階催事場をメイン会場に「がんばろう東北!東北物産展」を開催。
バイヤーが現地を訪問して見つけてきた、絶品グルメや工芸品の数々が販売される。
なかでもおすすめなのは、福島県産の野菜や肉を使用した「感動野菜のハンバーグステーキ弁当」(1290円)。
福島県いわき市のシェフと野菜生産者が共同で開発したこだわりの一品だ。東京駅での販売に先駆け、本催事で先行販売される。
その他にも、秋田のブランド豚「桃豚」のミンチをきりたんぽで包んだ「ぶたんぽ」(350円)や、ソースカツ丼の名店、めでたい屋が今回のためにレシピを考案した「豚カツ・チキンカツの2種ソースカツ重」(1300円)などが店頭に並ぶ。
■新横浜ラーメン博物館「気仙沼の笑顔ウィーク」
4月5日(日)まで、新横浜ラーメン博物館では「気仙沼の笑顔ウィーク」を実施している。
気仙沼での営業再開を目指し、2012年より出店していたラーメン店「かもめ食堂」の地元への復帰が決定。当館を卒業するまでの期間、新横浜ラーメン博物館が気仙沼一色に染まる。
地下2階広場に登場する「気仙沼酒場」には、気仙沼の郷土料理や地酒が勢ぞろい!「メカジキのハーモニカ煮」や「鰹ごま醤油かけ」などの名物料理を楽しめる。
さらに、“気仙沼に笑顔を”をテーマとした特別展示や、「気仙沼物産コーナー」などを通じ、現地の魅力を発信する。
■よみうりランド「はじめっぺふくしまフェア」
3月15日(日)まで、よみうりランドでは「はじめっぺふくしまフェア」を開催中。福島県の食材を使用したコラボメニューが展開される他、福島県の観光地を探すスタンプラリーなどを実施している。
また、3月13日(金)までの期間、人気アトラクションの「バンデット」と「大観覧車」が福島スペシャルバージョンに変身!福島県出身のシンガー、山猿によるナレーションや楽曲が流れる。
■銀座グランドホテル「“食で繋がる地域の未来” 東北いわき野菜見える化プロジェクト」
3月31日(火)まで、銀座グランドホテル内のレストラン、ノーザンテラスダイナー トウキョウにて、福島県いわき市の野菜を使用した特別メニュー3品を提供。売上の一部は、復興義捐金として寄付される。
この他、震災を乗り越えて完成した「いわき夢ワイン2014」を販売するフェアや、中央区の子どもと保護者を対象にした「東北いわき野菜 食育プログラム」など、“食”を通じた復興支援の取り組みを多数展開する。
【東京ウォーカー】