脂肪と糖に依存し過ぎ?“マイルドドラッグ中毒”診断

東京ウォーカー(全国版)

「身体によくないとは分かっているけど…」それでもやめられないのが、丼やラーメンなどのガッツリ系ご飯。脂肪と糖がたっぷりのメニューは、日本人の食生活とは切り離せない。

しかし、制御できないほど食べてしまっている人は、脂肪や糖の常習性を引き起こしてしまうケース“マイルドドラッグ中毒”になっているかも!?そこで今回は、脂肪と糖の依存度をチェックするための診断リストを紹介したい。

<「脂肪と糖」依存度チェックリスト> ※原文ママ

ーー「脂肪」の項目

■週に2回は揚げ物を食べる。または無性に食べたくなる

■「蕎麦」や「うどん」を食べる際、天ぷら、きつね、たぬき等、油が入ったトッピングをする

■「蕎麦」や「うどん」、「天丼」や「カツ丼」を食べる際、はがれた衣を最後まで食べる。または、衣をはがしたくない

■レストラン等で、パンと一緒に出されたバターやオリーブオイルを使い切る

■ラーメンを週2回以上食べる

ーー「糖」の項目

■「定食」よりも、ラーメン、丼、カレーライス、ピザ、パスタといった単品メニューを食べることが多い

■疲れたり、イライラすると甘いものを食べる。または無性に食べたくなる

■食パンは、厚切りを選んで買う。または食べる

■グリーンサラダよりポテトサラダやパンプキンサラダ、マカロニサラダ、パスタサラダが好きで、食べることが多い

■パン屋やコンビニ、スーパーのパン売り場に行くと、予定よりもつい多めに買う

いかがだろうか?医療法人社団池谷医院で院長を務める池谷敏郎などが参画する「脂肪と糖の研究室」の監修によって作成されたこのチェックリスト。各項目で1つでもチェックが付けば「依存傾向」、各項目2つ以上で「依存状態」、各項目3つ以上は「重度の依存状態」だ。

では実際に依存状態に陥ってしまっている場合、どのように対処したら良いのだろうか?

同研究室は、脂質と糖質の吸収を抑えるために、「食事の30分前に野菜か食物繊維を摂取しておく」「食事の30分後は軽く動く」「すべての食事から炭水化物や糖を排除するのではなく、朝食だけ制限したり、朝食と夕食で少しずつ制限するなど、ライトな糖質制限をする」といった、“ゆるい対策”を推奨している。脂肪と糖とうまく付き合い、「対策を続けていくことが何よりも大切」なのだそうだ。

また、血糖値が上がり始める食後の30分は、5分の“ゾンビ体操”をすることをすすめている。その場で足踏み運動(つま先で小刻みに足踏み)をしながら、上半身は“イヤイヤ運動”を。姿勢を正して、脱力しながら肩を左右に振るのだ。これを30秒間行い、休憩を10秒、それを3セット行うと良いそうだ。

脂肪と糖とうまく付き合っていくために、簡単に長く続けられるこのようなダイエット法を取り入れてみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】

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