まもなく閉館!東急プラザ渋谷が49年の歴史に幕

東京ウォーカー(全国版)

3月22日(日)、東京都渋谷区の商業施設、東急プラザ 渋谷が閉館する。

1965年の開業以来、渋谷のランドマークとして親しまれてきたが、渋谷駅周辺の再開発に伴い、49年の歴史に幕を閉じることとなった。

閉館間近となった同館では、売り尽くしセールをはじめ、“ハートフルフィナーレ”をコンセプトとしたさまざまな企画を実施している。

6階で開催中の東急プラザ渋谷 タイムスリップギャラリーでは、写真やジオラマを用いて、渋谷の過去から現在、未来に至るまでの変遷を紹介。

渋谷の街に汽車が走っていた明治時代の風景など、開業する以前の渋谷にスポットを当てた写真コーナーも設けられ、貴重な展示が満載となっている。

また、1980年代にブームとなった“サーファーディスコ”を再現したブースも興味深い。数々の若者文化を生んできた、流行の発信地としての一面を垣間見ることができる。

さらに、レストランフロアでは、“49年ありがとうメニュー”と題した特別メニューを展開。

銀座アスターの「大山鶏の骨付きもも肉の広東風クリスピー揚げ」(1620円)やロゴスキーの「月替わりピロシキ」(291円)など、渋谷店限定のメニューも多数登場している。

時代と共に移り変わる渋谷の街を見守り、人々から愛され続けてきた東急プラザ 渋谷。その最後を目に焼き付けるべく、この機会にぜひ足を運んでほしい。【東京ウォーカー】

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