いよいよ3/27(金)のグランドオープンが迫ってきた姫路城。絶賛発売中の「姫路城ウォーカー」より見どころを紹介していく姫路城ウォーカー通信の4回目は、武器庫・陣地・防衛線といくつもの顔を持つ櫓(やぐら)を紹介。
【重要文化財の27の櫓が姫路城内につらなる】
通常は武器庫、戦時は攻撃の陣地として使われていたとされる櫓。平櫓、二重櫓、三重櫓に分かれ、曲輪(くるわ)の隅や多聞の折れ部分といった防備のかなめである箇所に築かれた。また、本丸の周囲や城門の近くに立つ櫓を多聞櫓と言い、現在では姫路城の西の丸にのみ残されている。鉄壁の防衛線となるほか、物資を貯蔵する倉庫、集合住宅の長屋として役割を果たしていた。姫路城には27棟もの櫓が重要文化財に指定されている。防備の工夫や櫓座敷、武者台を構える貴重な櫓に注目してほしい。
「姫路城ウォーカー」では、上記の櫓をより詳細に紹介しているほか、天守や門、石垣といった姫路城の細かな見どころまでを徹底解剖。ぜひチェックしてみて!