【姫路城ウォーカー通信6】古写真でタイムスリップ!

関西ウォーカー

いよいよ3/27(金)のグランドオープンが迫ってきた姫路城。絶賛発売中の「姫路城ウォーカー」より見どころを紹介していく姫路城ウォーカー通信の6回目は、「明治の大修理」と「昭和の大修理」を古写真で振り返る。

【明治の大修理(1910~1911年)】

陸軍省により行われた、姫路城2度目の大規模な保存修理工事。大天守には、軸の傾きを防ぐための筋かい柱がはめられ、さらに各階の梁下の支柱も補強された。また、当時まるで廃屋のように荒れ果てていた屋根を補修し、壁面の塗り替えも行われ、美しい姿を取り戻した。

※写真1、写真2、写真3

【昭和の大修理(1934~1964年)】

1934年に豪雨で崩壊した、西の丸の石垣を補修する目的でスタート。この時にまとめられた、姫路城全建物の破壊調査と詳細な現状記録は、現在も非常に貴重な資料として扱われている。太平洋戦争の影響で修理は中断されたものの、約30年の歳月をかけて修理は完了した。

※写真4、写真5、写真6

上記の歴史を経て「平成の大修理」へと続く姫路城。このような背景を知れば今回の改修のポイントへの理解も深まり、まわる楽しみがもっと増えるはず。「姫路城ウォーカー」を片手に、ぜひ巡ってみて!

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