3月28日(土)・29日(日)の2日間、千葉市の幕張メッセ国際展示場にてコミックマーケット準備会主催のイベント「コミケットスペシャル」が開催され、累計約5万人のコミック愛好家が熱狂した。
このイベントは、毎年夏と冬に行われるコミックマーケットの特別版で、5年に1度実施されている。前回の2010年は「まちおこし」をテーマに、水戸市の廃デパートで行なわれた。
「OTAKUサミット2015」と銘打った今回のイベントは、同人誌サークルの他、日本のみならず多くの企業や自治体が参加。
特に町おこし企画として萌えキャラが描かれた物産品を販売する「萌酒サミットスペシャル」と「萌えおこし物産コーナー」には、普段はその土地に行かなければ手に入らない物産品が並ぶとあって、多くの人が訪れた。
アニメの聖地にちなんだものばかりでなく、「ひだまりスケッチ」や「魔法少女まどか☆マギカ」で知られるイラストレーター、蒼樹うめが描くラベルを貼った梅酒など、工夫を凝らした物産品が多かった。
初日の28日は春らしいポカポカとした陽気に包まれた。午後には思い思いのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集合。
「夏は暑く、冬は寒いけれど、この時期はホントに過ごしやすい!」と、コスプレイヤーの評判も上々だ。
また、一般カメラマンからも「思ったより来場者が多くて驚いた。みんな穏やかですごく楽しい」との声が聞こえた。
次回のコミックマーケットは、2015年8月14日(金)~16日(日)の3日間、東京ビッグサイトで開催される!【東京ウォーカー】