今年で5回目の実施となるアートプロジェクト「おおさかカンヴァス推進事業」が作品企画の募集を開始した。
このプロジェクトは、大阪のまちをアーティストの発表の場として「カンヴァス」に見立て、大阪の新たな都市魅力を創造・発信しようと企画されたもので、公共空間とアートのコラボレーションによって、都市や地域の新たな魅力を発見、発信することと、アーティストが、アイデアと想いを実現できる機会を得ることを目的にしたものだ。今年のテーマは「たたかう芸術祭」。アーティスト、クリエイターとともに、街の人々と一緒になって格闘しながらアート作品を作り上げたいという思いからのテーマだ。
この企画に出展する作品募集がすでにはじまっており、応募受付は6/1(月)まで。世界的に活躍する現代芸術家のヤノベケンジ氏らに加え、特別審査員として、若者から支持の高いアーティスト「明和電機」の土佐信道氏も参加。これまでにない斬新な切り口のアート作品の企画を募集している。応募作品のなかから審査をへて6~8作品が採用される予定。ことしは支援額が昨年の200万円から500万円に増額してパワーアップ。採用作品は2015年9月末から10月中旬、大阪の街中に集中的に展示される予定。詳細は「おおさかカンヴァス」公式サイトへ。