東海地区最大級の遊園地・ナガシマスパーランドに誕生した、日本最大級のホラー空間が話題となっている。
4/24(金)〜5/10(日)限定で誕生したのは「廃校の呪人形」と名づけられたホラーハウス。人形の呪いを浄化するため、お札を手に恐怖の廃校に乗り込むというストーリーなのだが、コレが実に“怖い”。
まず圧倒的なのは、ものすごい数の“お化け”。来場者に襲いかかるお化けの人数は日本の(ひょっとすると世界の)お化け屋敷史上でも最大級、というから半端ではない。襲い方のバリエーションも多彩で、まさに“最恐”の出来となっているようだ。
演者の数だけではなく、“人形”もとんでもない数だ。リアルなお菊人形や市松人形など日本の伝統人形から、西洋人形、マネキンまで、放置された人形は実に1000体以上。登場する人形たちは、善光寺 東海別院で供養してもらえるといい、そのあたりの“本気度”も本格派ならではだろう。
もうひとつ“臨場感あふれる演出”も怖さの秘密。映画会社の東映が全面的に演出。学校ならではの効果音やリアルな舞台装置が恐怖感をそそる。清め地蔵に入口近くでもらうお札をはれば、無事人形の呪いから解放されるが…、これらの巧みな演出も恐ろしさを底上げしている。
汗ばむ陽気の日さえあるこのゴールデン・ウィークに、恐怖体験しに出かけてみてはいかがでしょう?【東海ウォーカー】