オシャレな波佐見焼とフレンチを気軽に体感!

東京ウォーカー(全国版)

長崎・波佐見町(はさみちょう)の伝統工芸・波佐見焼と長崎県の特産品・長崎牛を体感できるイベント「波佐見焼で味わう長崎牛・和とフレンチ」が、6月13日(土)に開催される。現在、イベント参加者を募集中。

波佐見焼は、長崎・波佐見町の伝統工芸で、起源は約400年前の江戸後期。当時は日本一の磁器生産量を誇るなど、庶民の暮らしに深く根付いていた。透けるような白磁の美しさと、染付に用いる呉須(ごす)の深い味わいが人気で、現在では、グッドデザイン賞を受けている製品も出るなど、若者を中心に注目を集めている。

「波佐見焼で味わう長崎牛・和とフレンチ」は、そんな波佐見焼の魅力を感じてもらおうと企画されたイベント。前回は「島唄料理・波佐見焼」と題して、沖縄料理とのコラボで行われて大盛況を博した。

第3弾となる今回は、波佐見町と同じ長崎県で古くから食されている長崎牛とのマッチングとなった。長崎牛は肉本来の旨みを持つ赤身と、まろやかな脂身が絶妙なバランスで入るブランド和牛。ステーキからしゃぶしゃぶまで幅広い用途で使われる。

また、その長崎牛を料理するのは、料飲協同組合技能士会・纐纈正夫(こうけつ・まさお)氏。和の伝統を受け継ぎつつ、最新の料理技術も駆使する纐纈氏が、ローストビーフ、寿司、ヒレステーキにして提供する。フレンチは家庭的な手作り料理で人気の「カフェアンジェ」、和食は人気蕎麦店「くぼた」がそれぞれ担当する。

会場では、表千家の樋口宗順先生率いる社中のお手前による抹茶の体験会やウッドベースとピアノによる生演奏が実施されるなど、雰囲気も抜群。プレゼントとして、波佐見焼の他、波佐見町の酒造所・今里酒造で造られている日本酒「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」、ワイン、長崎県特産のみかんジュース、さらには、プロカメラマンによる当日の写真も用意されている。

近年は感度の高い人やオシャレなカフェでも使われている波佐見焼。その美しさと魅力を、長崎県の料理とともに体感しよう。【東京ウォーカー】

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