江戸時代に誕生し、現代に至るまで多くの人に親しまれている落語。「人情噺」や「怪談噺」「滑稽噺」といった、落語家たちが語る噺の中に出てくる登場人物たちは、いつの時代も人間は変わらないことを教えてくれる。
6月9日(火)、日本橋にあるコレド室町にて、通常では考えられないほど豪華キャスティングの落語会「COREDO落語会」が開催。
柳家権太楼、三遊亭小遊三、春風亭一之輔といった人気、実力ともに超一流の落語家3人が一堂に集い、しのぎを削るという夢のような一日だ。
このキャスティングを実現したのは、料理評論家としても知られること山本益博さん。
大学時代に桂文楽について書いた卒業論文が「さよなら名人芸」として発行されたほど落語への造詣が深い。
「世代それぞれが違う落語の面白さを堪能していただくために、本格派の落語家3人に集まってもらいました」と山本さんは語る。
落語上級者だけでなく、初心者も楽しめる内容とのことなので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかが。【東京ウォーカー】