「大阪が人を明るくする街にしたい」との思いのもと「OSAKA GREAT SUNTA RUN」などの活動を行っている一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」の新キャプテンに桂文枝が就任、4月27日(月)、新キャプテン就任発表記者会見が行われた。
同クラブは2009年6月30日に設立され、故やしきたかじんをキャプテンに、大阪の街を明るく元気にするための様々な活動を行ってきた。その中心的な催しが「OSAKA GREAT SUNTA RUN」。これはサンタクロースの衣装を着てランニングをすることで、その収益が病気と闘う子供たちへのクリスマスプレゼントになるというチャリティイベント。桂文枝は昨年11月末に約1万人を集め開催された「OSAKA GREAT SUNTA RUN」で、特別ゲストとしてスターターを務めるなど、同クラブの趣旨に賛同、新キャプテンに就任することとなった。
就任のあいさつで桂文枝は「大阪城の天守閣や天満天神繁昌亭は民の厚志で作られた。大阪人の持ち前の明るさ、優しさ、民の力で大阪を明るく力あふれる街にしたい」と2代目キャプテン就任の決意を語った。また、桃山学院中・高前校長の温井(ぬくい)史郎氏はやしきたかじん前キャプテンとは高校で同学年だった縁で新理事長に就任。「大阪は人に優しい街。さらに活気ある街にするために全力を上げたい」と決意を表明した。
「OSAKA GREAT SUNTA RUN」実行委員長で大阪大学医学系研究科長の澤芳樹教授は「SUNTA RUNは参加すれば楽しく、それがチャリティになるイベント。7年前200人からスタートし、毎年参加者が倍増している。昨年は1万1千人が参加、ことしは2万人を目指したい」、文枝も「1万人のサンタが道を埋め尽くす様子は動脈の血が流れているように真っ赤。これからも大阪を真っ赤に埋め尽くして燃え上がらせ、我々の気持ちを伝えていきたい」とチャリティへの参加を呼びかけた。
【取材・文=関西ウォーカー編集部】