大学で行われるミス・コンテストの通称であり、女性タレントやアナウンサーの登竜門としても知られている“ミスキャン”ことミスキャンパス。近年はメディアでも、JK(女子高生)やJC(女子中学生)、JS(女子小学生)の活躍が目立ち、その陰に隠れがちな女子大生だが、水面下ではミスキャンの周辺事情が大きく変化しつつある。
そもそもミス・コンテストとは、国際貢献活動の親善大使や観光キャンペーンを担当する女性を対象としたコンテストで、日本における起源は1908年に遡る。
そこから雑誌や商品のPR、ご当地の活性化など、さまざまな目的でコンテストが開催されるようになった。いつしか大学単位で行われるようになり、ミスキャンパスが誕生したというわけだ。
近年では、全国の大学で選ばれたミスキャンパスの中から、No.1を決めるためのコンテスト「Miss of Miss CAMPUS QUEEN CONTEST」の他、各大学から選りすぐりのイケメンたちが集結する男性版「Mr of Mr CAMPUS CONTEST」も開催され、話題を集めている。
全国規模でミスキャンパスを盛り上げていこうとする機運が高まるなか、芸能事務所のスペースクラフトは現役のミスキャンパスたちを集め、モデル、女優、アーティストなど、さまざまな分野での活動を視野に入れたプロジェクトを展開していくという。
プロジェクトには現時点で、19名のミスコン参加者たちが所属し、今後(今年のコンテスト以降)も続々と増えていく予定。その中から6人のメンバーに集まってもらい、リアルな本音トークを聞いた。
まずはミスコンに出場した理由を聞いてみたところ、運営委員会から声を掛けられて参加した人や、夢を掴むためのきっかけとして立候補した人など、回答はさまざま。
帝京大学ミスコン2014準グランプリの高尾美有さんは「もともと芸能活動をしたくて上京してきたので、まだ1年生だったんですけど、チャンスだと思って出場しました」とコメント。一方、慶應義塾大学ミスコン2014ファイナリストの西村萌さんは、高校1年生の時から慶応のミスコンに憧れていたそうで、同大学を志望した理由の一つでもあると答えてくれた。
続いて、自分だけの強みを聞いてみたところ、成蹊大学ミスコン2014グランプリの岡田彩花さんは「鼻の形」、埼玉大学ミスコン2014準グランプリの清水みゆきさんは「よく、足がキレイだと言われます」と回答。
また、横浜市立大学ミスコン2014グランプリの栗本苑さんは「鎖骨の形をよく褒められます」、お茶の水女子大学ミスコン2014ファイナリストの井上真理子さんは「強みではないけど、目と口の側にある2つのほくろが特徴ですね。この位置のほくろは、すぐに目移りしてしまう食いしん坊を表しているそうです(笑)」と話してくれた。
じわりじわりと再燃の予感がする女子大生ブーム。彼女たちのさらなる活躍が気になる人は、公式サイトをこまめにチェックしてほしい。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです