人気イラストレーターのニシワキタダシさんとえちがわのりゆきさんが描く「おじさんとうんころもち展」が24日(水)まで、梅田ロフト5Fのロフトフォーラムで開催中だ。入場は無料。
4年前から知り合いだったというお二人。「何か一緒にできたらいいね~」と言っていたのが、今回のイラスト展・ロフト夏フェスの装飾制作を担当という形で実現した。
イラスト展はまず右側のスペースに、ニシワキさんが描く「おじさん」コーナー、左にえちがわさんが描く「うんころもち」くんコーナーが置かれている。
トレーニング姿のなんともいえないポーズで和ませてくれる「おじさん」コーナーではまず、「いろいろなおじさん」と題した書き下ろしのイラストが展示されている。"まちぼうけ"で淋しそうなおじさんもいれば、一転して"かがやき"のおじさんも。ちくわ?にかまぼこ?のおじさんもいたりして、思わず「おじさん、それかまぼこになってない!」とつっこみを入れたくなる(笑)。 35人のおじさんが描かれており、これらのイラストは販売されているとのこと(1枚5000円/税抜)。ただし、17日時点ですでに35枚中21枚が売約済みだ。
その隣りにはグッズなどのために描かれたラフ画が並ぶ。LINEスタンプのラフ画もあり、赤文字のニシワキさん解説も書き加えられていて、人気スタンプの作成過程が垣間見えて面白い♪
左コーナーの「うんころもち」くんは、"うんこか、もちかわからない"うんこロンドンうまれの男の子。毛玉ちゃんは、うんころもちくんの想いが通じて、ねこのはきだした毛玉で誕生したとか!? なんとも不思議なキャラクターたちなのだが、優しい色使い・筆使いのうんころもちくんと毛玉ちゃんに、誰もが心癒されるはず。
こちらでは、発売中の絵本「うんころもち れっしゃ」と「そっとね」の原画が展示されている。「そっとね」は"うんころもちくんの名言集"とあって、ほっこりしたイラストの中に、思わず立ち止まってしまう名言が添えられている。
ほかには、動画「うんころッケンロール」にも登場するフェルトの時計や、うんころもちくんの生地で作成されたカーテンや帽子などの手芸作品などが飾られていて、見ているだけでほんとに心がぽかぽかしてしまう♪
また、スペース真ん中にはフォトスポットが。「おじさん」と「うんころもち」くんのキャラクターが勢ぞろいしていて、写真をとらずにはいられない! ほかにもビジターズブックや動画、グッズ販売コーナーも用意されており、ゆるふわ世界を十二分に堪能できる癒しの空間となっている。
6月20日(土)と21日(日)にはお絵描きイベントを開催予定。当初土曜日のみの予定だったが、お問い合わせが多数あり、急遽21日の日曜日も決定したのだとか。人気ぶりがうかがえる。お描きイベントは、参加者がだす2つのお題に2人が即興で作品に仕上げてくれるとのこと。どんな作品が飛び出すか!? 各先着50名で参加費は1,000円。
すべての作品を見終わったあとは、きっとほんわかして暖かい気持ちになっているはず。そして、「おじさん」と「うんころもち」くんのトリコになっているはずだ♪
【取材・文=関西ウォーカー編集部】