佐賀県武雄市で7月17日(金)から8月31日(月)まで、楼門100周年記念事業「佐賀・武雄のあかり~未来を照らす武雄のあかり展~」が開催される。
同イベントは、武雄温泉楼門創建100周年記念事業の一環として実施。武雄温泉街、武雄市図書館、武雄の大楠など、武雄市内の人気観光スポットを様々な明かりが彩る。
注目は、御船山楽園の池の水面に映像を映し出すプロジェクションマッピング「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング- Mifuneyama Rakuen Pond」。
センサーで管理された水面は、タッチパネルのようになっていて、映し出された鯉は、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに反応して泳ぐ。つまり、鯉全体に意思があるわけではなく、近くの鯉のふるまいに影響を受けながら自律的に泳いでおり、鯉たちは小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、小舟が動き出すと避けていく。 小舟や、他の鯉のふるまいの影響を受けて泳いでいて、鯉の動きの軌跡によって、作品は描かれていくのだ。
このプロジェクションマッピングは、テクノロジスト集団チームラボの企画協力による作品。池の水面にプロジェクションマッピングを映し出すのは、世界初の試みだ。
また、2014年に引き続き、武雄市図書館に「図書館で踊る人」の展示を予定している。
夏の夜を幻想的に彩る明かりのアートを、湯上がりの散歩がてら、ぜひ楽しんでみて!【福岡ウォーカー】