パナソニックは6月23日(火)、法人向けのタブレットパソコン「TOUGHPAD(タフパッド) 4K」の新モデルを発表した。
今回、市場へ投入するのは、「FZ-Y1CH」と「FZ-Y1CA」の2機種で、どちらも20型の4K液晶パネルを搭載。A3をほぼ実寸で表示できる他、広視野角176度によって、紙のように平置きにしても全ての方向から見える。
予想実勢価格は「FZ-Y1CH」が約36万円(税抜)、「FZ-Y1CA」が約33万円(同)。8月25日(火)から発売する。
同製品の上位機種にあたる「FZ-Y1CH」は、4K対応の液晶パネルを搭載したタブレットの中では世界初のHDMI2.0入力端子を採用。これにより、4Kビデオカメラや4Kカメラで撮影した映像をそのまま高画質で表示できる。
また、大画面タブレットでは世界最軽量の約2.3kg、厚さも12.5mmと世界最薄を誇る。
当日行われた説明会で、パナソニックAVCネットワークス社常務 ITプロダクツ事業部 事業部長の原田秀昭氏は、「特定の業界(映像・放送、医療、金融など)において、私どもが培ってきた『堅牢の技術』と『4Kの技術』を融合させて、それぞれのお客様に貢献したい」とITプロダクツ事業部の事業の方向性を示した。
さらに、「2018年度までにタフパッドシリーズで累計販売台数200万台を目指す」と意気込みを語った。
また、博報堂プロダクツ フォトクリエイティブ事業本部 REMBRANDT 部長の西島英二氏を招へいし、同製品の使用感についてのトークセッションも開催。
西島氏は「20型4Kで持ち運べるということ、さらに4K/60pの入力対応が大きなポイント。仕事のやり方もこれで変わってくるという感じがします」とプロの視点から同製品の魅力を説明してくれた。【東京ウォーカー】