【お知らせ】ウォーカーREBORN!マルチデバイスで都市情報革命を起こす

東京ウォーカー(全国版)

株式会社KADOKAWA(本社=東京都千代田区、代表取締役社長=松原眞樹)のウォーカーブランドは今年で誕生25周年を迎え、6月19日(金)に、記者会見「ウォーカーREBORN!」を開催。フルラインアップのマルチデバイス化、デジタルシフト、海外戦略の3つのパートに分けて、ウォーカーの現在と今後の事業戦略を説明しました。

ブランド誕生25周年を迎えたウォーカーは進化し続けます


ウォーカーの誕生は1990年。“遊びの天才週刊誌”というキャッチコピーを掲げ、「週刊トウキョー・ウォーカー・ジパング」を創刊。1994年には「関西ウォーカー」を立ち上げ、その後も「東海ウォーカー」(1996年)、「九州ウォーカー」(1997年 ※現在は「福岡ウォーカー」)など、地域密着型のエリア情報誌として規模を拡大していき、現在は、国内8エリア(東京・関西・東海・九州・横浜・千葉・埼玉・北海道)で刊行しています。

それ以外にも、ラーメンウォーカー(18エリア33万部)、季節ウォーカー(5エリア最大47万部)、街角ウォーカー・ひと駅ウォーカー(2005年からの総計、全194冊498万部)といったウォーカーシリーズを展開し、さまざまなツールを生み出しています。

さらに、2000年にスタートしたWEBサイト「ウォーカープラス」は、現在、月間最大1億5000万PVを叩き出しています。全国568名の情報発信者“47都道府県の地域編集長”も活躍。公式アプリ「ウォーカータッチ」は累計150万DL、ニコニコ生放送「ウォーカープラス・チャンネル」は生放送で2万人の視聴者数を獲得するなど、ウォーカーの成長は多岐に渡っているのです。

<「ウォーカーREBORN!」記者会見の概要>

現在と今後の事業戦略~マルチデバイス化〜


定期刊行誌、増刊・カスタム誌、WEBサイト、ソーシャルメディア、シンポジウムなど、東京ローカルの一冊の雑誌から始まったウォーカーは、柔軟で強力なマルチデバイスを手に入れました。今後は、このフルラインアップのマルチデバイスをシームレスにつないで、“都市情報の可視化”をテーマに戦略を立てていきます。

具体例としては、7月11日(金)公開の映画「バケモノの子」(細田守監督)と、マルチデバイスを駆使したコラボ企画を展開。「ウォーカータッチ」デジタルスタンプラリー、「東京ウォーカー」渋谷ランチブック、ムック「渋谷ウォーカー」(7月3日発売)、シンポジウム「街づくり総研」(7月10日、渋谷ヒカリエで開催)という複数の取り組みを同時多発的に仕掛けます。

さらに全国のウォーカーの表紙を、「バケモノの子」で声優を務める、染谷将太さんと広瀬すずさんがジャック。「渋谷ウォーカー」の表紙には、同じく声優を務めた役所広司さんと宮崎あおいさんを起用しました。これらをリンクすることで都市情報の新しい可能性をお見せします。

“新しいデジタル技術”と“都市情報の編集技術”を掛け合わせることにより、ウォーカーは都市情報革命を起こします。

デジタルシフト~ウォーカープラスリニューアル&東京ウォーカーREBORN~


雑誌を核としてきたウォーカーでは、デジタルシフトが加速しています。月間最大1億5000万PV(2000万UU)を稼ぐウォーカープラスの売上は、2014年度に2011年度の239%を記録するなど、好調な成長曲線を描いています。

「花火」を筆頭とした季節特集は、15年間、オリジナルコンテンツを作り続けてきた結果、強固なSEO実績を誇っており、“おでかけモチベーション”が高いユーザーを抱えるサービスであるといえます。周辺スポット検索やライフログ機能を搭載した公式アプリ「ウォーカータッチ」も、累計150万DLを超えました。

2015年度には、WEB専門の編集部を新設し、前・東京ウォーカー編集長、秋吉健太をウォーカープラス初代編集長に据え、編集コンテンツを本格導入。さらに、全国47都道府県568名から成る地元応援団、地域編集長も“ご当地のとっておき情報”を毎日発信していきます。

今回の「ウォーカーREBORN!」に合わせて、6月18日にウォーカープラスはリニューアルしました。ロゴを雑誌ブランドと統一し、ウォーカー事業のデジタルサービスであることをユーザーに訴求。編集力を生かした、「地域トピックス」「テーマウォーカー」「トレンドニュース」の3つの新コンテンツを通して、ウォーカーらしさを表現していきます。

また、東京ウォーカーは6月20日発売号より、月刊誌として生まれ変わります。「東京の楽しさ再発見!買って得する情報誌に!」をテーマに掲げ、全100店のランチが500円から楽しめる「ランチBOOK」などが登場。さらに、「湘南Walker BEACH TERRACE」(7月4日~8月31日)を湘南・片瀬西浜海水浴場に出店するなど、リアルイベントも積極的に仕掛けていきます。

ウォーカーはこれまで以上に“実際に人を動かす”影響力のあるメディアとしてさらなる進化を遂げます。

海外戦略~ウォーカーブランドのアジア展開~


KADOKAWA初となる海外拠点を作ったのはウォーカーブランドです。7番目のウォーカーとして、1999年に誕生した「台北ウォーカー」を皮切りに、「香港ウォーカー」(2007年)や「日本自遊行(中国のフリーペーパー)」(2009年)を発刊し、今後は東南アジアや欧米への事業展開も予定。国内で展開しているウォーカーの情報は、観光情報として現地の人々に提供することで、大きなインバウンド事情へと拡大しています。

また、東京オリンピックが行われる2020年には、台湾・香港・中国からの訪日客は2500万人に達すると言われています。そんな訪日客に対して、通信サービスと情報コンテンツを融合させたオリジナルSIMカード「J Walker SIM」(NTTコミュニケーションズと連携)を展開。ウォーカーブランドが蓄積した豊富な日本の情報を付加価値として訪日客に提供していきます。

日本からアジアへ、そして世界へ。ウォーカーブランドは世界進出を推し進めていきます。

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