ニューバランスが6月25日、サッカー用新作スパイクの発表イベントを東京都内で開催。会見には、マンチェスター・ユナイテッドFCに所属するベルギー代表MFのマルアン・フェライニ選手が登場し、自身も開発に関わったスパイクの魅力を語った。
今年2月にサッカー界への参入を発表したニューバランスはフェライニのほか、アドナン・ヤヌザイ(マンチェスター・ユナイテッドFC)、ビンセント・コンパニ、サミル・ナスリ(ともにマンチェスター・シティ)、アーロン・ラムジー(アーセナル)など世界のトッププレーヤーと契約を締結。リバプールFC(イングランド)やセビージャFC(スペイン)といったヨーロッパのトップクラブともユニフォームのサプライヤー契約を結んだ。
今回のイベントでは同社初のサッカースパイクとして「VISARO(ビザロ)」と「FURON(フューロン)」が発表。青をベースとした「VISARO」は攻守両面にわたり広く動くことを求められ、チャンスを生み出すプレーヤーのために、「FURON」はチャンスをいかし、ゴールを決めるプレーヤーのために、それぞれ設計された。
「VISARO」を着用するフェライニ選手は身長190センチ以上、足も30センチとビッグサイズだが「ニューバランスが自分の要望をすべて盛り込んでくれた。スパイクで一番大切なのは履き心地で、VISAROはとても快適。方向転換がしやすくてボールも蹴りやすい」と満足感を示した。
さらに、今回が初来日の同選手は「到着してから最初に寿司を食べました。日本食は寿司が一番おいしいかな。日本に来てから、ずっと手厚いおもてなしを受けていて、とても感謝しています」と語り、「香川真司選手は、マンチェスター・ユナイテッドFCで一緒にプレーしていたからよく知っています。とてもいい選手です。それから、日本にはぼくらと同じようにニューバランスのウェアを使っているチーム、サガン鳥栖がありますね」と日本の印象を話した。
また、自身のトレードマークでもあるアフロヘアについては「この髪型にして8年くらいたつけど、もともと天然パーマだったのをそのまま伸ばしてみたらいい感じになったから、このスタイルにしたんだ」と告白。「手入れは特にしていない。髪を洗うだけです。2、3ヶ月に一度、美容院に行きますけど、ちょっと切るくらいかな?」と笑顔で質問に答えていた。【東京ウォーカー】