3万灯のみあかしが九段下の夜空を彩る“光の祭典”

東京ウォーカー

旧暦の盆時期にあたる7月13日(月)~16日(木)の4日間、靖国神社で戦没者のみたまを慰めるための行事「みたままつり」が開催される。

一面に献灯が掲げられ、幻想的な光が灯る光の参道


「昭和22年に戦歿(せんぼつ)者のみたまを慰霊するために始まった『みたままつり』は、東京の夏の風物詩として親しまれ、毎年30万人もの参拝客でにぎわいます」(靖国神社広報課)

当日境内には大小3万を超える献灯や、懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられ、「光の祭典」と呼ぶにふさわしい輝きが九段下の夜空を美しく彩る。

献灯は、大型献灯は1万2000円、小型献灯は3000円を支払えば誰でも奉納することができる。

そのほかにも光の中を進む迫力満点の神輿や、雄大な青森ねぶた、各種奉納芸能が繰り広げられ、辺りはにぎやかさを増す。

また、大村益次郎像の台座に作られる舞台では盆踊りが催され、お囃子に合わせて踊れば一層夏を感じられる。

夏の夜空がきらめく、4日間の光の祭典の美しさは必見だ。【東京ウォーカー】

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